投稿日:2013年1月20日(日)
やっと?と思われるかもしれませんが、斯界ではいよいよ新年会シーズン、宮司です。
さて、本日は『戌の日』。神社では、安産祈願をお受けになる妊婦さんが大勢お参り下さっています。
安産成就(じょうじゅ)を願う祈願は、妊娠5か月目の戌の日に行います。戌(いぬ)の日に行うのは、①犬が多産であることにあやかるため ②この世と来世を往復する動物と考えられていること ③吠えて家を守り邪気を祓う意味がある とされています。
また、この日は『帯祝い』と云い、妊婦さんのお腹に『腹帯・はらおび』を巻きます。腹帯には、①胎児を保護する意味があるほか、②胎児の霊魂を安定させるという信仰的な意味もあるといわれています。
尚、妊娠中の禁忌(タブー)として、食事制限や運動など一般的なことのほか、①葬儀に参列してはいけない、②火事を見てはいけないなどといわれています。
子の誕生は親・親族はもちろん、近所・地域ひいては国の宝です。
白旗神社におきましては、戌の日以外でも安産成就祈願を受け付け致しておりますので、どうぞお参り下さい。
尚、当社には腹帯の準備がございませんので、どちらかでご購入いただき受付へお持ち下さい。