投稿日:2019年8月18日(日)
今日8月18日は、「高校野球記念日」。「大正4(1915)年のこの日、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会した。地区予選を勝ち抜いた10校が参加し、京都二中が優勝した。第10回から甲子園球場が会場になり、昭和23(1948)年から全国高校野球選手権大会となった。」との事です。今日も甲子園では球児たちの熱戦が繰り広げられています。勝者がいれば敗者もいる、悲喜こもごもの夏…権禰宜の遠藤です。
さて、昨日8月17日(土)午前10時30分より、陳氏太極拳傳人拝命に当たり奉告祭を斎行致しました。
これは、去る5月3日に当社境内で行われた奉納演武会からの御縁で、陳氏太極拳養芯会様より是非白旗神社でお祓いの後、傳人拝命の式典を行いたいとのお申し出を頂き、実現の運びとなりました。
伺ったところでは、陳氏太極拳に於ける「傳人(でんじん)」とは、日本でいうところの免許皆伝に近い意味合いとの事。この度傳人になられた方はお二人で、いずれも比較的若い方でした。
当社の職員は中国武術に関して全員素人。まったく分からない世界の事で、興味津々に拝見させていただきました。
奉告祭は、養芯会代表の塚本様以下20余名の参列者のもと厳かに執り行われ、皆様個々の武芸の上達は勿論の事、陳氏太極拳が永代に受継がれますことを祈念申し上げました。
▽奉告祭_修祓
▽奉告祭_祝詞奏上
▽奉告祭終了後、式典「拝師の儀(はいしのぎ)」。式典のはじめに、養芯会の皆様より当社「源義経公没後830年記念事業」に多額のご奉賛を頂きました。誠にありがとうございます!
▽拝師の儀。今回傳人を拝命する2名が師範の前に並び、武を志す意味をあらためて問われ、今後一層の精進を誓います。師範はそれに応えて証書を傳人に授けます。
▽師範をはじめ、見届け人の前で功夫(鍛錬の成果)を示すため、演武を行います。
▽拝師の儀の締めくくりとして、神奈川県議会議員・藤沢市太極拳連盟 会長の市川和広様よりご挨拶がありました。
▽最後に集合写真を撮って終了です。
中国武術も大切な後世に残すべき人類の英知の一つ。今回の御縁を幾久しいものとして、奉納演武会など継続的な事としていければと思います。
御祭神源義経公の武運長久の御神徳を頂きまして、陳氏太極拳養芯会の皆様の武芸上達はもとより益々の御健勝・御隆昌を祈念申し上げます。
傳人になられたお二人には、この度は誠におめでとうございました。