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手水(てみず)

投稿日:2012年4月21日(土)


 権禰宜の平野です。先日、いつものように掃除をしていたら参拝者の方に「手水(てみず)ってどの様にしたら良いのですか?」と声をかけられました。ご存知な方も多いとは思いますが、ここで復習、確認の為、少しご説明致します。(本当は写真が添付出来れば良いのですが、未だ原因不明です)

 まず、手水舎(てみずしゃ)とは、神社、寺院の参道脇または社殿脇に置かれ、参拝者が手や口をすすぎ清めるところです。これはどこのお社にも必ずあります。
 手水(てみず)の作法ですが、まず手と口を洗います。これは拍手を行なう手(さらには心)を清める意味合いを持ち、一つの禊(みそぎ)です。
1.まず柄杓(ひしゃく)を右手で持って水をすくい、その水を左手にかけて清めます。
2.柄杓を左手に持ち替え、右手を洗い清めます。
3.柄杓を再度右手に持ち替え、すくった水を左手に受けて溜め、この水で口をすすぎます。口をすすぐ際には口が直に柄杓に触れないようにします。(柄杓に直接口をつける方が多いですが、間違いです。)
4.これらが終わった後、使った柄杓を洗い清めますが、このときは水を入れた柄杓を立て、柄に水を流すようにして洗います。柄杓を洗うのには次の人のための配慮という意味合いもあります。
5.洗い終わった柄杓は元の位置に伏せて置き、最後に口と手を拭紙やハンカチなどでぬぐいます。(*先に口を、次に手を拭きます)

ご参拝される際は是非この事を思い出しながら手水をしてみて下さい。


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