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令和5年 神奈川県神社庁祭祀委員会 祭祀視察研修旅行 2日目③(大御神社参拝~西都原古墳群見学)
投稿日:2023年5月31日(水)
南九州の地名は、馴染みが薄いせいもありますが、難しい読み方が多い印象ですね…権禰宜の遠藤です。
さて、去る5月17日(水)~19日(金)にかけて、神奈川県神社庁祭祀委員会主催の熊本~宮崎方面の祭祀視察研修旅行に、2泊3日の行程で参加して参りました。
神奈川県神社庁祭祀委員会は神奈川県神社庁の担当理事を筆頭に、県内各支部より選出された常任委員によって構成されています。
今回の祭祀視察研修旅行を挙行するにあたっては全員参加とはいきませんでしたが、祭祀委員以外の県内各社の神職の方々も参加され、総勢14名にての道行きとなりました。
今日は第7回、大御神社(おおみじんじゃ)参拝と西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)見学の様子を、写真中心にご紹介いたします。(第6回の記事はこちら)
▽高千穂峡にある「千穂の家・神楽宿」にて昼食。天叢雲御膳というそうです。
▽大御神社へ到着。海岸沿いに鎮座するこちらの神社は、「さざれ石」で有名です。
▽大御神社本殿。境内地は広々としています。
▽「神座」(かみくら)とされる巨石。
「御社殿前を過ぎ境内西側奥にある「神座」は、天孫降臨として知られる天照大御神の孫にあたる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が当地を遊幸された折、お立ちになって絶景の大海原を眺望されたと伝えられる岩です。」(大御神社HPより)
▽海岸沿いの雄大な景色を横目に、境内東側の鵜戸神社をお詣り。
▽岩窟は、大昔に岸壁に人の手で穿たれたものとのことで、写真の景色は「昇り龍」と称されます。
▽大御神社を後にし、西都原古墳群へと向かいます。畑の中に古墳が点在しています。雨が降っていましたが、他にも観光バスが停まっていました。
「特別史跡西都原古墳群は、宮崎県のほぼ中央、一ツ瀬川の右岸、西都市街地の西の通称「西都原台地」とその周辺の中間台地や沖積地にあり、その範囲は南北4.2km・東西2.6kmに及んでいる。指定面積は58haを超える。西都原古墳群は、3世紀末から7世紀にかけて築造され、その数は、陵墓参考地の男狭穂塚・女狭穂塚を加えた319基である(内訳は、前方後円墳31基、方墳2基、円墳286基)。古墳の分布と築造年代等により10~13の小群に分けられる。また、古墳群には、墳丘をもつ古墳に加えて、南九州に特有の地下式横穴墓や全国に広く分布する横穴墓が混在する。」(宮崎県立西都原考古博物館HPより)
▽唯一中を見学できる鬼の窟(いわや)古墳へ
▽2日目は宮崎市内のホテルマリックスに投宿、夕食を「もも鐵えん」さんでいただきました。さすが地元の名産であります、地鶏の炭火焼が大変おいしゅうございました。
以前神奈川の神社で奉職し、数年前に日南にある実家の神社へと戻った仲間も駆けつけてくれました。
こうして2日目の夜も更けていきました。明日は愈々最終日、宮崎神宮・青島神社・鵜戸神宮と、宮崎の名だたる神社をお詣りして巡ります。