投稿日:2023年5月25日(木)
【続神道百言50】
『一日延ばしは時の盗人(ぬすびと)』~上田敏・うづまき~
( ~略~ 「明日ありと思ふ心の仇桜」で、明日あると思って油断してゐたのでは、結局は物に成らない。
~略~ ここまでは、どうしても今日中にはやってしまはねばならぬ。明日はその先だと考へ実行していくのが、私どもの人生ではないだらうか。あとに残るのは実行の跡だけである。よい跡を沢山残した人が成功の人である。)
私の場合はポジティブに、今日はここまで出来た!と捉えます。明日があると油断しているのではなく、今日を一所懸命に生きている宮司です。
さて毎年5月15日は曜日に関係なく、葉山町真名瀬に鎮座する熊野神社の例祭・湯立神楽が4年ぶりに斎行され奉仕に伺いました。(本年は仏滅の月曜日)
葉山の真名瀬は、バス停から海と富士山が綺麗に見えるということで有名です。(が、バス停の写真を撮っていなくてスイマセン。右の建物の少し先にあります)
同社は『火伏の神さま』であるが故、例年雨予報でもお馴染みです。
数年前までは午後2時斎行のお祭りでしたが、地元の子供が参加できるようにと午後3時からのお祭りです。
今年は例祭前に初めて『葉山御前太鼓』の奉納演奏がありました。
午後なにの午前?ではなく、昭和55年に葉山の御用邸が建設された際に天皇陛下の御前で演奏するために結成された太鼓会とのことです。
お祭り終了後の神楽の際に一瞬パラっと雨が降りましたが、特に問題なく斎行され、地元の老若男女の皆さんに楽しんでいただけたものと思います。
氏子地域に火の災いが無く、平穏無事にお過ごしになりますよう祈念申し上げます。おめでとうございました。