投稿日:2019年5月1日(水)
【神道百言㉕】
『とこしへに民やすかれと祈るなる わが世をまもれ伊勢の大神』~明治天皇御集~
(「伊勢の大神」は皇祖天照大御神を奉祀する皇大神宮であることはいふまでもない。陛下が皇祖に祈られる御心は永遠に国民生活の安定にある。
皇祖天照大御神は皇孫をこの国土に降らせられる際「この鏡を視ること、尚ほ我を視るが如くせよ」と仰せられた。この御神勅のまにまに、御歴代の天皇は、天照大御神の大御心を我が御心とされることが、御歴代陛下の最大のご念願であらせられた。明治天皇の大御心も亦同じであつて、常に伊勢神宮に祈らせられた。”報本反始”といふことば(本に報い、初めに反(かへ)る)を陛下は常に実践遊ばされて来た。)
日本国天皇は祈りの王とも称されます。歴代125代天皇が国家・国民のために祈ってこられたお陰で、そして2.679年もの間その御姿を拝した時代時代の先人たちがご皇室を敬愛してくれたお陰で今があることを忘れてはなりません。宮司です。
慰霊旅行2日目、4月17日(水)も晴天に恵まれました。
午前8時45分、ホテル前におきまして聖地巡礼・御神威発揚の旅に出発される「こみねあきら」さんのお見送りからスタートです。
皆から愛されている「こみね」さん。自然と冗談を言い合いながら、笑顔での出発となりました。
ホテルの方々もお見送りにお付き合い下さいました。ありがとうございました。
胴塚の御霊土を持って藤沢を目指す「こみねあきら」さんの聖地巡礼・御神威発揚500キロの旅は、Facebook(左記個人ページ または 神社ページ)において随時お知らせしております。尚、こみねさんは神社向かい側「古美根菓子舗」の店主でいらっしゃいますので、ゴールデンウィーク中はお仕事のため藤沢に戻っておられます。
お見送り後、ホテルから5分程の「高館義経堂」(たかだち ぎけいどう)を参拝致しました。
駐車場から高館に向かっていると・・・
見送ったばかりのこみねさんに合流。
こみねさん、最初の慰霊。
そして、再度お見送り。この先を我々は右に、こみねさんは藤沢寄りの左に曲がります。
我々は中尊寺を参拝。
ベテランのガイドさん。「中尊寺のガイドみんなで平成9年に白旗神社にお参りに行ったんです!!首洗い井戸とか満福寺にもいきました。」とのことで、すれ違うガイドさんにも「白旗神社の宮司さんよ」とご紹介いただき、ちょっとしたアイドル気分でした。(笑)
松尾芭蕉45歳の時。皆から「おじいちゃんみたい・・・」の声。
金色堂前にて。
弁慶堂の義経公と弁慶公。実寸(推測?)とのこと。
正面に衣川、右側に最上川。中央の道路左側辺りに高館があったかもしれない、右側道路の右側辺りで弁慶が亡くなったかもしれないとのこと。(弁慶立ち往生の場所)ガイドさんとしては「私たちは昨日皆さんが行かれた所が高館と説明していますので、向こうであって欲しいけど・・・こっちの可能性もあるんですよ」と。
弁慶公のお墓。正面の石碑は後に奉納されたもので、お墓は右奥の丸い石のところです。
昼食は、JR一ノ関駅近くの造り酒屋「世嬉の一」さんにて。世の人々が喜ぶ一番の酒を造る。
当然ながら日本酒で乾杯。地ビールも美味しくいただきました。
自分で作る「手切りはっと膳」という郷土料理を堪能。
平べったくしてから鍋に入れます。
食後は酒蔵見学。
お土産?新幹線用?の日本酒を買い込んで帰路につきました。
白旗神社初となる1泊2日の慰霊旅。当初の目的を達成することができ、事故無く楽しく開催することが出来ました。ご参加下さいました皆様、栗駒の皆様、JTB影山様・坂田様、岩手観光の運転手様・ガイドさん、皆様ありがとうございました!!