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【神社新報記事】 神宮だより~神饌調理~(しんせんちょうり)


久しぶりにお伊勢参りに行きたいと思い立ちました…権禰宜の遠藤です。

さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』3月6日付号のコラム「神宮だより」に神社に欠かせない神饌(しんせん=おそなえもの)に関する記事が掲載されていましたのでご紹介致します。
神社の本殿を覗くと必ず目にする神饌ですが、伊勢の神宮に於いてはかくも厳粛に調えられているという事を垣間見ることができます。
奉られた神饌を我々が目にすることはありませんが、朝夕欠かさず神饌を奉る祭典を執り行っていることも然ることながら、日々お供えする物を揃えるために、神宮に関わる大勢の人々の赤誠が捧げられている事を思うと本当に頭が下がります。

神社新報 神饌調理

「【神宮だより~神饌調理~】
神宮の祭儀に欠かすことのできない神饌ですが、当然ながらその調理には極めて鄭重を期してゐます。供へる神饌の品目や数は祭典によって異なり、さらに順位が「皇大神宮(荒祭宮同じ)・豊受大神宮(多賀宮同じ)・皇大神宮相殿神・豊受大神宮相殿神・月讀宮以下諸別宮・摂社以下(其一~四)」の計九種に区分されてゐます。
祭典の斎行日に合はせて神饌調理の対象となる宮社が決められてをり、その分量に応じて三人から最大六人で奉仕にあたります。調理奉仕の権禰宜(ごんねぎ)・宮掌(くじょう)・出仕(しゅっし)は各祭典の所役と同様に儀式課によって編成され、前一夜参籠(さんろう=おこもり)の上、忌火屋殿(いみびやでん)に於いて奉仕します。
神宮の神饌は酒・塩・水・飯・餅・魚類・貝類・鳥類・海藻類・野菜・果物などがあり、一品ごとに一枚の土器(かわらけ)に麗しく盛ります。例へば鯛については「先ヅ三枚ニ卸シタル身ヲ片身ヅツ其ノ中間ヨリ切断シテ二切トナシ長短ナキ様両端ヲ能ク切揃ヘ皮目ヲ下ニシテ二切並ベ其ノ上皮目ヲ上ニシテ二切ヲ重ネ盛ル」とのやうに、『神饌調理心得』に各品の盛り方が細かく定められてゐます。
奉仕員の出仕は調理の中で下準備を主に務めますが、土器の用意にもっとも神経を注ぎます。事前に対象となる宮社の数と神饌の品目数から必要な土器数を計算し、当日はその枚数をすべて洗った上で並べておきます。調理が完了した際に、土器の過不足がないことが正確に作った証明となるため、一枚の間違ひも許されません。
なほ先月斎行された建国記念祭の調理の場合、内宮では計九十座分の神饌を二日間に分けて御用意しますが、この二日間に必要な土器の数が、六寸・四寸・三寸の各平瓮に加へ御箸台・酒台・水埦などを合はせると合計千三百十四にまでも及びます。」


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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