投稿日:2020年12月23日(水)
年の瀬になると、神棚に祀る新しい神札を受けに来られる方で賑わいます。神職として年末を感じる風景の一つです…権禰宜の遠藤です。
昨年9月より社頭にて授与を開始致しました「招き猫みくじ」をご紹介します。
前足で人を招く形をした、猫の置物である「招き猫」、猫は農作物や蚕を食べるネズミを駆除するため、古くは養蚕の縁起物でもあったが、養蚕が衰退してからは商売繁盛の縁起物とされています。
右手を上げている招き猫は「お金や福」を呼び、左手を上げている招き猫は「人や良縁」を呼び込むとされ、熊手やダルマと並び古くから親しまれる縁起物の一つになっています。
新しく入った招き猫おみくじは、招き猫をかたどった置物の中におみくじが詰められており、おみくじとしてだけでなく縁起物として飾ることが出来ます!
社務所窓口横にて一体500円で頒布しておりますので、手のひらサイズの可愛らしい招き猫をおうちに飾ってみては如何でしょうか。
▽このように設置されています。招き猫の横には、干支のキティちゃんみくじと、毘沙門天みくじが並んでいます。(別途記事にてご紹介致します)
▽白の招き猫(背景に写っているのは、以前のディスプレイです)
【年末詣のご案内】
現在は年初に神社やお寺にお詣りする「初詣」が一般的ですが、これは明治以降に広まった風習でかつては「一年の感謝の想いを伝える」「新年の無事と平安を祈願する」意味で年内にお詣りする「年末詣」(ねんまつもうで)「年内詣」が行われていました。神棚のお札なども新しいお札で新年を迎えるのが習わしです。
白旗神社では来年の神札・お守り・干支の縁起物なども年内から頒布しております。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から分散参拝が推奨されている昨今、年末に新年のお札・お守りを受けられては如何でしょうか。