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『むすひ』より ~トークエッセイ 押切もえさん~

投稿日:2019年8月15日(木)


今日8月15日は「終戦記念日」です(何月何日を終戦の日とするかは立場によって様々ですが、政府主催の戦没者追悼式が開催されることなどから、一般には8月15日が終戦記念日と受け止められています)。戦死者約212万人、空襲による死者約24万人にのぼる戦歿者を追悼し、平和を祈念する日であります。正午の黙禱に際しては、お仕事中の方やレジャー中の方々も可能であれば一旦手を休めて、先人達に追悼と感謝の誠を捧げられます事をお願い致します…権禰宜の遠藤です。

神社本庁・神宮司庁編集、神社新報社発行の広報誌 『むすひ』令和2年版掲載、モデルの押切もえさんのトークエッセイをご紹介致します。

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【トークエッセイ モデル 押切もえさん】

伊勢神宮は自然と一緒に成り立っていて、地域自体が神聖な場所だと感じています。何回もお参りしていますが、とくに印象的だったのが式年遷宮前の平成25年3月。テレビ番組の企画でうかがったのですが、内宮の御垣内で参拝した時、それまで曇っていた空から晴れ間がフワァーとのぞいたんです。あまりの美しさに涙を流しているスタッフの方もいて、本当に忘れられない、身も心も晴れやかになる瞬間でした。

私にとって神社は人が集まる場所という印象です。小さい頃から参拝していましたし、初詣も家族で氏神様へ。その神社では秋のお祭りの時に市場が開かれて、もちろん屋台もたくさんでるので、とても楽しかったのを覚えています。一方で、神社との縁は大人になってから、さらに強くなったかもしれません。仕事というものは、自分一人では成り立たないことが多いですから、周りの方への感謝の気持ちを忘れないようにするために、神社に行くことがあります。

伊勢神宮では1日2回、神様のお食事を運んでいるんですよね。それを知った時、伝統と文化が多くの方々の手によって守られているのだと、改めて感銘を受けました。知るほどに、守っていきたいという気持ちが強くなります。平成から令和になる時、「平成最後」とか「令和最初」といった元号に関するフレーズを多く聞きましたが、神事のニュースも多く、こうしたことから新しい時代がやってきたことを実感しました。古くからの伝統と文化、これからも大切に、受け継いでいきたいですね。

〈モデル 押切もえ(おしきりもえ)〉

昭和54年、千葉県生まれ。

10代向け雑誌の読者モデルから、「CanCam」の専属モデルを経て、「AneCan」の専属モデルを務めた。モデル業の他に、テレビ・ラジオや広告キャラクターにデザイン業・執筆活動と多方面で活躍中。

 


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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