投稿日:2020年3月12日(木)
【神道百言65】
『神感は清水へ月の宿るが如く、誠ある人の心には神明感応ましますなり』~伴部安崇・神道道中の清水~
(月の輝きが美しく澄んだ清水の表面に、又その奥底にまで影をおとすやうに、人にして誠心(誠心誠意)を以て神に祈る者に対しては、神は必ず感応ましますものであるとしたものである。神に祈つて何のきゝめがあるのかと問ふ人に対する一つの答へである。)
小生も神に祈る、祈ったことの「効き目」を問うことがありましたが、現在ではなくなりました。祈る行為と、祈る心に「効き目」を感じる宮司です。
さて去る3月4日(水)大安の佳き日に合わせて、青年会議所所属時代に共に学んだ三和石産㈱の中田様よりフュージョンファクトリー ㈱野口硝子 制作のガラス兜をご奉納いただきました。
この兜は、説明書きによると「1.200度の熱いガラスを型を使わず成形し、一瞬で形にしていく吹きガラス。その個体差が魅力の技法です。」とあり、世界に一つだけの兜のようです。
中田様によると、「白旗神社は義経公が祭神なので兜を奉納したかった。金が多く使われた豪華な兜です。」とのことで、台座や屏風などもセットでご奉納下さいました。
神様にも皆様方にもご覧いただけるような場所に置きたいと考えておりますが、材質がガラスということもありますので頭を悩ませているところです。
尚、野口硝子 フュージョンファクトリーさんではオンラインショップを運営されており、兜以外にも様々な作品を制作されているようですので、是非ご覧下さい。
いずれに致しましても、ご奉納誠にありがとうございました。