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【神社新報コラム 神宮だより】非常時を想定した取組み

投稿日:2018年4月26日(木)


今日は白い義経藤が満開です!良い天気ですので、是非お参りください…権禰宜の遠藤です。

さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』平成30年2月12日号掲載のコラム「神宮だより」を御紹介致します。

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「【神宮だより ~非常時を想定した取組み~】

近年、風水害等の自然災害が著 しく増えてゐます。昨年は十月の台風二十一号により伊勢市も甚大な被害に遭ひました。いつ、何が起こるか分からない状況の中では、備へるといふことが一番重要です。非常の際に的確に状況を把握し、臨機応変に対応する為には、各々が普段より防火・防災に対する知識や意識を持ってゐなければなりません。

神宮では職員が各部署において消防計画に基づき、防火並びに防災訓練をおこなってゐます。中で も日夜神宮の警護を担ふ警衛部には神宮消防組が組織されてゐます。消防組は、第一組(内宮)、 二組(外宮)、第三組(瀧原宮)、第四組(伊雑宮)に分かれてをり、神宮衛士と各地域の有志で構成されてゐます。消防車も配備してをり、組員は月に一度、放水訓練や消火器具の点検、夏と冬には実施訓練をお こなってゐます。

去る一月三十日には神宮消防出初式が内宮の参集殿北側広場においておこなはれました。五台の消防車による分列行進や、内宮神楽殿北側御池に向けて放水するな ど、日々の訓練の成果により迅速且つ的確に実施されました。第三組の出初式は二月四日におこなは れ、第四組は二月十八日を予定し てゐます。

有志の消防組員は災害に際しての活動だけではなく、年末年始には初詣の皆様が安全に参拝いただけるやう、参道の雑踏事故の抑止にも努めてゐます。今回は有事に対する神宮の備への一部を御紹介致しました。」

【本日のフジ】

▽弁慶藤(紫) 花が散って実が目立つようになってきました。

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▽義経藤(白) 今が満開!

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白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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