投稿日:2018年10月11日(木)
10月の異称シリーズ。「春待月」(はるまきづき)、「初冬」(しょとう)。初冬に早くも春待月とついているあたりが、昔の人が春を待ち遠しく感じていたのがわかりますね…権禰宜の遠藤です。
さて、先月社頭に並んで以来、思いのほかご好評をいただいている、「簡易神棚」をご案内致します。読んで字の如しの簡易な神棚です。
こちらは、滋賀県神道青年会さんが作製されたもので、特徴としては壁掛け・置き型の両方に対応しているという事。
また、幅が広いので、神宮大麻・氏神様・崇敬神社のお札が並べてお祀りできるところです。
両端は雲を象った形をしています。壁掛け時には、その部分に破魔矢や絵馬が掛けられるようになっています。
▽試みに、壁掛け形態でお祀りしてみました。付属のピンで固定するのですが、結構力が要ります。壁の材質によっては釘やビス止めの方が簡単で安心です。
▽置き型でも試してみました。ひっくり返ってしまうかと思いましたが、思いの他安定していました。壁際に置けばより安心です。
当社では、「神棚を設置してお札をお祀りしたいけど、場所が無くて…」とお問い合わせを受けることもあります。
そのような方にはまさにうってつけ。家庭祭祀への敷居がぐっと下がったように思います。
初穂料は1,000円です。ご興味のある方は社務所窓口にてお問い合わせください。
▽そんなに幅がとれないという方には、置き型限定ですがこちらの「神札立て」もございます。こちらは重ねてお祀りすることになります。