投稿日:2019年6月23日(日)
【神道百言㉜】
『身正しく心明らかなれば、我が身即ち神なり』~北畠親房・二十一社記~
(人の行ひが正しく、心が清い人は、そのままで神に近い人だといへる。正直、清浄こそは、神の心に外ならないと、神道では古くから教へてゐる。
古事記・日本書紀はもとより、中世の伊勢神道、吉田神道以下、神道の心を、清浄と正直の二字に見出して来た伝統に従ひ、これを強調したものだといへよう。)
600年以上前の先輩も『浄明正直』(じょうめいせいちょく)を常とされていたこと、同じ民族として生まれたことを誇りに思います。こういった授業が小学校などであると良いですね。宮司です。
さて去る6月11日(火)午前10時より、藤沢市亀井野にあります会社様に伺い、隣接する土地の清祓い(きよはらい)のご奉仕を致しました。
こちらの会社様は当社の夏祭り・お正月の際、パワーライト(発電式投光器)を無償で貸し出して下さっている敬神家でいらっしゃり、日頃から大変お世話になっております。
この土地は会社様所有の土地に借家が何軒かあったものを更地にされ、今後、倉庫の建設と資材置き場にされるとのことで、『色々な方が住んでいらっしゃったので、工事を始める前にはお祓いをと思いまして。』とお申し込みをいただきました。
お祭り後、事務所で社長様から『義経・弁慶の銅像の完成を楽しみにしています。』と激励のお言葉をいただき恐縮致しました。
『工事が終わりましたら、またお祓いをお願い致しますので。』とのことで、私も竣工を楽しみに致しております。
工事が安全無事に執り行われますよう祈念申し上げます。おめでとうございました。