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【神社新報記事】広報学ぶ研修会 基礎から実践に活かす

投稿日:2018年11月29日(木)


今日は午後1時より、横浜の関内ホールにて、「天皇陛下御即位30年奉祝記念大会」が神社庁主催で開催されます。当社からも、宮司・佐藤権禰宜他、多くの氏子総代・神社関係者が参加する予定です…権禰宜の遠藤です。

さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』平成31年11月19日号に、先般神奈川県神社庁で行われ、当社からも宮司と新久田権禰宜の2名が参加して参りました「広報研修会」の様子が記事として掲載されましたのでご紹介致します。

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【広報学ぶ研修会 基礎から実践に活かす~神奈川県神社庁~】

「<神奈川>県神社庁研修所(所長=吉田茂穂庁長)は十月十日、「神社の『伝え方』を学ぶ・考える」と題する広報実践研修会を横浜市磯子区の庁舎で開催し、県内の神職ら約四十人が参加した。

この研修会は県神社庁広報委員会(神代春彦委員長)が企画・主管。広報を基礎から学び、各神社の状況に応じた活動と実践に繋げていくための機会とすることを目的とし、広報コミュニケーションディレクターの中田一会氏が講師を務めた。

午後一時からの開校式に続いて三部構成で研修会がおこなはれ、第一部と第二部ではそれぞれ「広報とは」「事例から『伝える』を考える」と題して中田氏が講義。広報の目的や手段、情報を発信する際の要点や注意点、実践的な手法などについて解説した。

このなかで中田氏は、広報では「目的(課題は何か)」「対象(誰に伝へるか)」「内容(何を伝へるか)」「方法(どうやって伝へるか)」の四点を意識することが重要だと指摘。また、必要なものとして「素材」「体制」「労力」の三点を挙げ、このうち「体制」について、広報は継続的なコミュニケーション手段であるため、担当者を設けることが望ましいと述べた。

さらに、広報委員が奉仕する神社を事例とし、課題に対する解決策の検討手順を紹介。併せて、写真が持つ影響力の大きさにも触れ、プロのカメラマンが撮影した写真を示しつつ、文字では伝へられない神社の魅力を表現できることを説明した。第三部では六班に分かれ、それぞれの奉仕神社で氏子等にあまり知られてゐないことやそれを知ってほしい対象、現在活用してゐる広報手段などについて意見を交換。その後、各班の代表者が纏まった意見を発表した。

参加者から「神社のウェブサイトを作れなくても、グーグルで検索をおこなった際に表示される『マイビジネス』情報なら比較的容易に利用出る」「境内で撮った写真をSNSなどで拡散してもらふやう参拝者に呼びかけてゐる」「文字だらけの由緒書は一部の関心が高い人しか読まないので、広く興味を持ってもらふ工夫が必要」などさまざまな意見が寄せられた。

各班の発表を受け、中田氏は「広報とは足りない情報を戦略的に埋めること」だと述べ、「知られてゐないこと」を知ることの重要性を指摘。引き続きおこなはれた質疑応答では、ウェブサイトの製作料金や社報製作で使ひ勝手のよいソフトウェアについてなど、具体的な質問が寄せられた。

閉講式で挨拶した神代委員長は、祭祀の厳修を図りつつ新しい取組みに挑戦することの大切さを語り、研修内容を活かした各神社での活潑な広報活動に期待を寄せた。」


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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