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神社新報 平成27年8月10日付記事

投稿日:2015年8月21日(金)


祝 全国優勝!東海大相模!!宮司です。
H27.8.10 神社新報
斯界唯一の新聞である神社新報より、興味深い記事がありましたのでご紹介させていただきます。

【「ふるさと休日」と神社振興】
<以下要約>
▼夏休み本番、緑陰教室や林間学校、お盆の帰省などで多くの子供たちが神社を訪れるであらう。
▼子供を含めた地域住民と神社との関はりについて注目すべきものとして、観光庁は平成22年度から「家族の時間づくりプロジェクト」を推進。
▼今年度からは、地域の祭礼にあはせた「ふるさと休日」の設定が提言され、その取組も支援対象とした。
▼支援対象として選定されれば、事業推進のための経費として最大500万円程度の助成が受けられる。
▼以前から「家族の時間づくりプロジェクト」や厚生労働省が実施する「地域の特性を活かした休暇取得促進のための環境整備事業」に取り組み、今年度からは「ふるさと休日」が設定された熊本県人吉市の神社に於いては、「これまで休日の祭典斎行を求める意見が多かったが、このやうな要望に応へる手立ての一つになるのではないか」との手応へも聞かれる。
▼國學院大学教授の黒崎浩行氏はかつて、当該神社の祭礼が地域共同体の再生に向けた要請と呼応しながら活性化していく過程について、「参加機会の創出」に着目して論じたが、今回の「ふるさと休日」の設定などもまた、こうした観点からの取組といへる。
▼これまで自治体・学校などでは、戦後の神道指令やその後の厳格な政教分離原則の適用などの影響から、ことさらに神社神道との接点を避けるやうな傾向も見られた。
▼一方で昨今は、さまざまな事情を背景に国を旗振り役とした新たな取組みも始まってゐる。
▼こうした取り組みは、神社・地域それぞれの実情に影響され、一朝一夕に成果を得られるものではない。長年の積み重ねなどがあって初めて、地域社会の理解も得られるのである。
▼今まで様々な課題が指摘されてきた神社祭礼と地域社会の振興に向けた取組みの中で、「ふるさと休日」の設定などが一つのきっかけともなればなによりである。
▼夏休みにあたり、多くの子供たちに神社・神道を身近に感じてもらふためにも、「参加機会の創出」は重要な視点の一つ。
▼こうした取組みが一地域に止まらず、より広く神社の役割を再認識させる契機ともなり、その波及効果が斯界全体の興隆へと繋がるやうな方途も探っていきたい。
▼神社・鎮守の杜でのさまざまな経験が子供たちの原体験として深く心に刻まれ、そのやうな記憶を共有する子供たちがいづれ斯界の将来、ひいてはわが国の次代を担ふ人材として育ってくれることを切に望むものである。


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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