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神社新報より

投稿日:2014年11月24日(月)


一昨日22日は小雪(しょうせつ)。神社は七五三と共にケヤキの落ち葉もピークに。いよいよ正月準備。宮司です。
神社新報
さて、去る11月1日(土)横浜市にある開港記念会館で開催された『憲法改正を実現する神奈川県民の会』について、11/17付の神社新報1面に掲載されておりましたのでご紹介致します。

本会は、憲法改正の国民的議論を広く巻き起こし、国民運動を推進することを目的とする『美しい日本の憲法をつくる国民の会』(櫻井よしこ、田久保忠衛、三好達共同代表)が中心となり10月1日に設立され、≪全国47都道府県に『県民の会』組織を設立し、改正世論を喚起する啓発活動を推進する≫ことが掲げられ、神奈川県は全国に先駆けて『県民の会』が組織され、結成大会が開催されました。
当日は約400人が参集し、第1部の結成大会では、開会儀礼・憲法改正の必要性・同会設立の経緯等が説明され、「平成28年の国民投票実施」に向けた協力が要請されました。

[以後本文のまま]
 挨拶に立った斎藤会長は、独国や伊国の例を示して日本だけが戦後70もの間、時代に合はせて憲法を手直ししてこなかったことを指摘。環境問題や経済状況が、終戦直後と現在とでは異なることなどを挙げ、「食ふや食はずの状況下で押しつけられた憲法が今の時代に合ふのか」と、自身の考へ方を力説した。
 また戦争経験者であることを踏まへ、「私も『平和』に敏感な世代だが、悲劇の戦争を繰り返してはならないといふ立場で考へても、現憲法で日本の歴史・伝統・文化を後世に残すことができるのか」と述べて現行憲法への不信感を表明。その上で、「我々が決める憲法を作り、後世に誇りある日本を残したい」と語った。
 出席した来賓代表からの祝辞では、星野剛士衆議院議員、島村大・松沢成文両参議院議員、小川久仁子県議会副議長、畑野鎮雄市議会議員がそれぞれ登壇。このほか同会結成の賛同者として、夏川和也元統合幕僚会議議長、小山和伸神奈川大学教授、入江美季桜ビジョンの会代表が改憲に向けた提言をおこなった。
 結成大会の最後には、岩澤邦寿同協議会特別委員長が読み上げた宣言を採択。平成28年の参議院選挙にあはせて国民投票がおこなはれることを目指し、「憲法改正の早期実現を求める国会議員署名及び地方議会決議運動」 「県民及び県内諸団体に向け改正世論を喚起する啓発活動」 「美しい日本の憲法をつくる一千万人賛同者の拡大運動」を推進していくことを宣言した。

 第2部では「国民の会」共同代表の田久保杏林大学名誉教授が、「憲法改正実現に向けて」と題して記念講演をおこなった。
 この中で田久保名誉教授は、日本と日本国憲法に関はる世界情勢の歴史をマスメディアの動向を中心に紹介。現在の国際情勢については中国や米国の状況、イスラム過激派組織「イスラム国」の擡頭などを解説し、「いづれも日本がどう対応するか結論が出てゐない」と語った。
 その上で現在が改憲の好機であることを強調し、「国際情勢を学べば学ぶほど、こんな日本でいいのかと思ふ。国際化が叫ばれてゐるが、わが国は憲法で国体が表現されてゐない」と指摘。「世界に例を見ない『祭祀王』たる天皇」 「皇統・皇室」こそが国体であるとの考へを示し、天皇に関して何も書かれてゐない前文などに疑問を呈して「当面差し迫った問題は多い。神奈川から日本の世直しを始めていただきたい」と改憲への協力を訴へた。

『神奈川県民の会』役員 
会長 ・・・ 斎藤文夫 日本会議神奈川会長(元参議院議員、神奈川県神社総代会連合会会長)
副会長 ・・・ 石川正人 神道政治連盟神奈川県本部長(神奈川県神社庁理事、師岡熊野神社宮司)
副会長 ・・・ 新井三男 教育を良くする県民の会代表
副会長 ・・・ 石井紀彦 日本青年会議所神奈川ブロック協議会会長
副会長 ・・・ 山内鐵男 神奈川県隊友政治連盟会長
副会長 ・・・ 山本孝司 日本会議神奈川運営委員長(座間神社宮司)
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同1面、日本会議北陸地区の大会記事もご紹介致します。
 
 ~略~
 
 長瀬会長(日本会議富山)は近年の日本の社会問題に触れつつ、現行憲法における「個人主義・人権主義」の観念が、問題の根源にあるとの意見を基軸に講演。GHQによる占領政策の目的や現行憲法の制定理由などについて解説した。
 人権の観念については「個人・人権主義とは、対立と闘争の思想。生存のために征服者との戦ひのなかで成立した」との考へを提示。戦前から日本が大切にしてきた「天皇を中心に据ゑ、家族を基盤とする集団主義国家」とは対極の観念であると述べた。
 また現行憲法の制定をはじめとした占領政策は、米国が「集団主義」を基本とした日本の精神を失はせるためであったと指摘。「日本が世界に認められようとも、日本人としての精神を失っては無意味」と訴へた。
 
 ~略~

 最後に、富山大学の学生が大会決議文案を朗読。「日本の未来を担ふ世代に、悠久の歴史と日本の精神を正しく伝へていく国の基を定める」との理念のもと、まづ第一項に「天皇の大御心、日本の国柄である『しらす』の精神を基とし、天皇を元首と仰ぐ立憲君主国である」ことを提示した上で、
〇47都道府県、1.742市町村議会の過半数で、「国会に憲法改正の国民投票実現を求める意見書」の議決を実現
〇国民投票2分の1を獲得するため、「県民の会」を設立し世論喚起を推進
〇「美しい日本の憲法をつくる一千万人賛同者の拡大運動」の推進
の旨からなる4項目を掲げた決議が万雷の拍手で採択された。
 なほ参加者に配布された資料には、「同大会における重要な要素」として、このほど作成した「教育勅語」と「五箇條の御誓文」を記した印刷物が同封され、主催者側から家庭等での利用が呼びかけられた。


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