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神道政治連盟【意・こころ】より

投稿日:2014年4月13日(日)


最近、マスコットバットを購入しました。ランニング・スクワット・腕立て・素振り・食事制限。三日ボウズにならないよう気をつけます。権禰宜の平野です。
意
さて、先日、神道政治連盟より「意(こころ)」という冊子が届き、皆様にご紹介させて頂きたい記事がございましたので、記載させて頂きます。

そもそも祝祭日とは、普段の日とは区別された所謂「ハレの日」であり、人々がこぞって祝い記念する日であって、単なる休日とは異なります。かつては官公庁や学校などで式典を行い、家庭では国旗を掲げ、晴れ着で特別な料理を戴いていました。
一定の周期で繰り返される季節祭としての日と、歴史上一度きりの出来事を記念する記念祭としての日に大別できるこれら祝日も、現在の「国民の祝日に関する法律(祝日法)」では十五の日が定められていますが、戦後にGHQによって改廃される以前の旧制下では、国家の祝日と皇室祭祀の大祭とをあわせた「祝祭日」としてお祝いされてきました。特に昭和の御代からは新年、紀元節(二月十一日)、天長節(四月二十九日)、明治節(十一月三日)の四つが「四大節」と呼ばれるようになり、宮中では祭儀が営まれ、「節会」として群臣を召した饗宴が行われていました。
旧祝祭日の、名称や趣旨の変更も含む大幅な改廃は、そのほとんどが皇室祭祀に関係している(政教分離に反する)との理由からであったとされます。戦後制定された建国記念の日においても、後に、その祝日が依拠するところの神武天皇建国の意義の宣明や橿原神宮遙拝などが一部から問題とされ、総理府や文部省、自治省の後援があった民間団体の式典では、首相参列はおろか政府後援すらなくなってしまいました。
もっとも、政教分離を行っている世界の各国においても、クリスマスなど宗教との関わりが深い祝日は少なからず存在しており、政教関係を問題視する必要は全くありません。また、特定の立場にとらわれず、国家国民の安寧慶福を祈る皇室祭祀は、国政に関する機能を有しない象徴たる天皇の地位に相応しい特別な日を祝祭日として国民団体で寿ぐことが、祝日本来の意義なのではないでしょうか。
米国に始まる祝日の曜日指定化(トリプル・バカンス制度)も、本来は季節祭としての祝祭日が対象であったものですが、当の米国もそれにとどまらず、日本も所謂「ハッピー・マンデー制度」によって祝日の意義の希薄化がなお懸念されます。国民がその日をお祝いするための「祝日」と、休養を取るための「休日」は分けて考え、休日は厚生・労働行政上の施策として構想してゆくことが必要です。
今後、建国記念の日をはじめそれぞれの祝日が、その意義に基づいて「国民こぞって祝い、感謝し、又は記念」してゆけるよう、広く一般にも啓発し、一歩ずつ前進させてゆくことが大切となってゆくでしょう。
なお、今年の二月十日、安倍首相は建国記念の日を迎えるにあたって「私達の愛する国、日本を、より美しい、誇りのある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています」などとしたメッセージを発表しました。(下部に文面を添付しています)建国記念の日に合わせて首相がメッセージを出したのは初めてのことであり、これからの進展が一層注目されます。
安倍総理

裏


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