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住居新築地鎮祭 於 辻堂新町

投稿日:2019年6月25日(火)


【神道百言㉞】

『天照皇太神の宣(のたま)はく、人は則ち天の下の神物(みたまもの)なり 須(すべか)らく、静謐(しづめしづまること)を掌(つかさど)るべし

心は則ち神明の本主(もとのあるじ)たり 心神(わがたましひ)を傷(いた)ましむること莫(な)かれ』~六根清浄大祓詞

(六根清浄の六根とは、眼・耳・鼻・舌・身・意を指す、いづれも人間の感覚機関である。この6つの感覚機関を清浄にして穢れに触れないやうにすることが、すべてを清浄ならしめる根本であり、これが六根清浄大祓詞の目的とするところである。昔からの言ひ伝へを、天照皇大神のお言葉として権威を持たせたのが、ここに引く言葉で、人間といふものは神の魂(みたま)を受けて、この天の下に生まれて来たものである。それ故、自分の心の神(たましひ)を静めて静謐の状態に置いておくことが神に対して一番大切なことである。又人間の心は神のみたまを受け、それと交通するものであるから、人間の心こそは、神明(かみ)を知る本体だといふことが出来る。それ故、神から頂いたたましひを傷ましめるやうなことがあつてはならぬ、との意である。

*六根清浄大祓詞も、室町時代に出来たもので、恐らくは当代の神道家であった吉田兼俱(永享7年1.435~永正8年1.511)の作であらうといはれてゐる。

神職は大きなお祭りの前に斎戒に入ります。また、日頃の生活から自身を戒めていることも少なからずあります。特に気を付けておりますのは暴飲でしょうか。付き合いが悪いとは言わないで欲しいと思う宮司です。

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さて去る21日(金)午前10時より、藤沢市辻堂新町において住居新築地鎮祭に新久田権禰宜と共に伺いました。(辻堂新町は兼務で宮司を務めております羽鳥 御霊神社の氏子区域です)

施主様は当社境内樹木の手入れなどをお願いしている会社にお務めの方で、会社は兼務で宮司を務めております高倉 諏訪神社の氏子でいらっしゃいます。

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祭典は梅雨の合間の晴天に恵まれ、施主様ご家族(お子さんたちは幼稚園をお休みしてくれました)、ご両親がご参列されました。

鍬入れの儀に際には、『元気よく行って下さい』とお声掛けしましたところ、施主様ご家族全員で力強く行われ、工事の安全を祈念されました。

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竣功は秋とのこと。

工事が事故無く進み、麗しいお宅が建ちますよう祈念申し上げます。

 

 


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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