投稿日:2019年8月5日(月)
【神道百言38】祖宗観
『それ祖を尊び宗を敬ふことは、礼教(をしへ)の先きとする所なり』~古語拾遺~
(祖とは祖神(天照大御神)のこと、宗とは御歴代の天皇のこと、その双方を大切にし敬ふことは、あらゆる礼儀、教化の先きとするところである。祖宗を尊敬することは、肇国の心に帰ることであり、これを敬ふことが、教育上に於ても大切である所以がここにある。)
教育は国家百年の大計と言われます。昨今の報道を見ますと、モンスターペアレントが居るかと思えば不祥事を起こす教師もいるようです。教育は学校だけではなく、家庭や社会においても必要であり、何より『神様が見ている』というような宗教教育も必要であると思います。日本での行き過ぎた政教分離を考え直してはいかがでしょうか?宮司です。
さて、白旗まつりも無事に終わると毎年頭を悩ませるのが、境内の砂利が所々薄くなってしまうことです。
お正月にも同様の事案があることから、改善策を練って下さっていた神社鳶頭をお務め下さる㈱勝栄土建 渡邊社長様のご提案により、去る7月25・26日、傾斜部分を削り、緩やかにする改修工事をご奉仕・ご奉納下さいました。
(傾斜がある所が薄くなってしまいます)
(初めに砂利を取り除きます)
(重機を器用に扱い綺麗に砂利を取り除いて下さいました)
(高い部分を削り、取った土をダンプに積み裏山へ運びます)
(結構な範囲になりました)
(ロープを張り、高さを見ながら削って下さいました)
(新しい砂利を敷いて完成です)
作業途中には牛若会会員の方や、近くを通りかかった鳶職の方々が陣中見舞い?にお越し下さり、暑い中での作業でしたが無事に整備して下さいました。
通常こういった整備を職人さんに頼めば多額の費用が掛かってしまいますし、かといって我々素人では太刀打ち出来ず、毎年頭を悩ませているところでありました。
渡邊社長様始め、勝栄土建の皆様、誠にありがとうございました!!