投稿日:2021年4月5日(月)
【続 神道百言6】
『二見なき至誠は神道の極意なり』~神宮秘伝問答~
(二見(ふたみ)とは右を見、左を見、前を見、後ろを見ることで、うろちよろすることである。一応は思慮分別に富んだ考へ方のやうにもとれる。然し信仰にあつての心の持ち方は、真実の一点を見定めたら、その一点を見つめつつ実践する以外にない。
~略~ 伊勢では「神道とは正直の二字につきる」とする。それを徹底すればよい。その正直とは天照大神の天岩戸開きの際に示された以下の大神の教へであつて、それに従ふ以外にない。
(1)我が儘の心、行ひを捨てる。”俺が”といふ利己主義の心や行動はしない。
(2)恩徳を感じ、感謝の心、お蔭さまで生かされて、生きてゐることに感謝する心を持つこと。
(3)お互に許し合ふこと、自分が完全でないのに、どうして他人の不完全が責められようか。不完全同志なら、お互に責め合はないで、助け合ひ、許し合つていくこと。
この三つの心がまへが大神の正直の内容であるとするなら、此の三つの教へを金科玉条として一生持ちつづける。ここには右顧左眄、即ち二見はない。これが神道の極意だといふのである。)
正直に申しますと、恥ずかしながら「きんかぎょくじょう」・「うこさべん」という言葉を初めて知りました。また、神宮の書物で「二見」といえば二見浦のことかと思ってしまいました。不完全な人間ですのでお許しを・・・宮司です。
さて去る2日(金)、日本で一番有名なギター学校である新堀ギター音楽院に所属されているDanrok(ダンロク)さんの音楽映像の撮影協力(場所の提供)を致しました。
(なぜか全国どこでも見る新堀ギターの看板)
看板と名前だけはご存知という方が多い事でしょう。実は藤沢に学校とホールもあるんです。(地元の方はご存知ですよね)
Danrokさんとは、とある会の幹事を仰せつかった折、出演していただいたことでご縁をいただきました。
Danrokさんはその名の通り男性6人組のギターアンサンブルで(男6人のロックということでしょうか)、皆さん色々な種類のギターで演奏されています。
とにかく凄い演奏ですので、是非聞いてみて下さい。⇒ダンロクさん
撮影・編集はメンバー自ら行われるということでしたが、本格的な印象を受けました。
ギターの弦は6本かと思っていましたが、これは12本もありました。
ベース?のようなギターも。
ご参拝の方にも配慮いただき、中断を繰り返しながらの撮影でしたが、お昼過ぎには終了となりました。
完成を楽しみにお待ちしております!益々のご活躍を祈念申し上げます。