投稿日:2022年11月3日(木)
【続 神道百言41】
『人は本に依るべきものになん。相助くべきものになん。本はひとしく末を教へめぐみ、末は共に本を敬ひ助けたてまつるを道とす。本に末を呼びよせたまふは神わざなり。本来相思ふは人のまことなり』~大国隆正・本教神理説~
(本教とは我が国に本づく教へのことであり、それは古事記、日本書紀の伝統の上に立つ学問をすべきであるとした。その考へ方の上に立つて、我々日常の教へを説いたのが本教学である。
人間は「本によるべきもの」であるとは、人間は結局「本つ心」「神の心」に帰一すべきであることをいつたものである。但し人間同志は弱いものであるから、お互に助け合つて生きていくべきである。「本つ心」「神心」で、末の世の人々は「本つ心」「神心」を心の拠り所として守るべきである。「神わざ」とは、後の世のものが「神心」を求め、「神心に神習ふ道」である。後の世の人の「まこと」とは、神心に自分の心を合はせることであるとした。)
「本つ心」は人間が生まれながらに持つ清い心のことだと思いますが、「神の心」とは何なのか考えてもよく分かりません。「神の心」は「自身の心」という解釈をしている宮司です。
さて去る11月1日(火・大安)午後1時30分より、宮城県栗原市くりこま高原麓にあります義経公の胴塚が祀られている「判官森」(はんがんもり)下の遥拝所におきまして、拝舞殿(はいぶでん)が竣功され、落成記念公演に渡邊宮頭と共に出席させていただきました。
栗駒の皆さんとのお付き合いは、平成9年くりこま荘の菅原次男さんとのご縁に始まり、平成28年には当社で栗原神楽を奉納いただき、令和元年には義経公没後830年を記念しての事業で行き来をさせていただいております。
初めに、判官森を守る会・奥州くりはら義経会の菅原直之会長のご挨拶に続き、来賓を代表して祝辞を申し述べさせていただきました。
立ち見が出るほど盛況でした。
西川流の静の舞
栗原神楽と城生野神楽の奉納があり、午後3時半頃お開きとなりました。
開会前の時間を利用して、近所にある櫻田山神社をお参りさせていただきました。
こちらの神社は、お笑い芸人 狩野英孝さんのご実家で、神主をお務めの神社です。
ご本人の絵馬が掛かっていました。
ミヤギケンタウルス・・・
会場でお会いした、平泉町世界遺産推進協議会の会長で、元平泉町長の菅原様よりパンフレットをいただき、お隣、一関市議会議員の永澤由利様、藤原崇参議院議員の秘書の方からも温かいお言葉をいただきました。
いずれに致しましても、源義経公の御霊が永遠に平穏であることを心から祈念申し上げます。
ご関係の皆様、おめでとうございました!