投稿日:2019年5月13日(月)
【神道百言㉘】
【天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの 海のごとくに波たたぬ世を】~昭和天皇御集~
(昭和8年正月の宮中御歌会に於ける「朝ノ海」の御題の御詠。四海波穏やかな国たらしめたいといふのが、陛下の常日頃のお変りのない御念願である。
”朝なぎの海”は”波たたぬ世”の静かにして穏やかさを形容してゐる。さうした平穏な世を天神地祇のあらゆる神々に祈られる陛下のお気持ちが、この御歌のうちに横溢(おういつ)してゐる。終戦の御詔勅の”万世のために太平を祈られる”お気持ちと相通ずるものがある。)
昨年の当社の例祭では、この御歌に舞が付けられた『浦安の舞』を奉納させていただきました。(結婚式で舞うこともあります)昭和天皇の御心が多くの神様に、多くの国民に届くことで、戦争の無い平和な世が続くことを願っております。宮司です。
さて去る10日(金)午後2時、白旗神社記念事業奉賛会役員と白旗神社氏子総代の有志で相模國一之宮 寒川神社様に正式参拝をさせていただきました。
当社(白旗神社)は往古、同社(寒川神社)から御分霊を戴き「寒川神社」と称しておりました摂社(せっしゃ)であり(寒川神社の摂社は、当社と相模原市の亀ケ池八幡宮と謂われています)、現在は神奈川県神社庁の相模湘南支部(藤沢市・茅ヶ崎市・高座郡)として同じ支部であり、また私が修行をさせていただいた神社でもあります。
まず、社務所において宮司様が面談下さり、当社で執り行っております『御大典奉祝・源義経公没後830年記念事業』の完遂へ向けた激励を賜りました。
その後、本殿に於いて正式参拝。浪速神楽『剣の舞』を奉奏下さいました。
写真撮影の後、『神嶽山(かんたけやま)神苑』・『方徳(ほうとく)資料館』をご案内下さいました。
同行者の中には「初めて参拝した」、「神苑に初めて入った」という方もいらっしゃり、車で20分で到着する場所ではありますが有意義なお参りとなりました。
宮司様始め、ご案内下さいました皆様、誠にありがとうございました。