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平成28年 丙申という歳

投稿日:2016年1月1日(金)


 西ひがし むつみかはして栄ゆかむ 世をこそ祈れ としのはじめに 【昭和天皇御製】
おめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
新玉の年の初めにあたり、謹んで聖寿の万歳とご皇室の弥栄を言祝ぎ奉り、国の隆昌と氏子崇敬者皆様方のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本年も午前零時の号鼓と共に、多くの善男善女と共に輝かしき新年を迎え、元旦祭目出度く斎行出来ました事をご報告申し上げます。

さて、本年は皇紀2.676年、平成28年(昭和91年)、西暦2.016年の丙申(ひのえ さる)歳、恵方は南南東です。
前回60年前の同じ年回りの昭和31年は、神武景気といわれる好景気に沸き『もはや戦後ではない』といわれた年になりました。

陽明学の大家 安岡正篤(まさひろ)によると、
丙(ひのえ)は陽気が発揚している様子を表しており、一段とはっきり発展する、あるいは『丙は炳なり』といい、あきらか・強いという意味を持つと言います。
丙の字を見ると、一は思い切り伸びる陽気を表し、カコイは囲いを、それに入を書くので、陽気が囲いの中に入る、つまり物は盛んになりっ放しは無いということだそうです。

昨年の乙(きのと)は陽気が伸び悩む様子でしたが、それがグっと伸びるのが今年になるようです。が、次第にカコイの中に入って行くということから、積極的に事業を展開する年であるが、有頂天になるとカコイに入ってしまう、と解説されています。

また、申は稲光が走る様を表した象形文字で、神の字の原形とも言われ、申は伸に通じ伸びるという義に通じるとのこと。
総じて、何か始めるというより、これまでの努力が形になって現れる、伸びる年になる、評価されていなかったことが評価される。
そんな年になるようです。

いずれに致しましても、様々な災いを除け、開運を導くためには白旗大明神様のご加護が欠かせません。
【神は人の敬いによって威を増し、人は神の徳によって運を添う】

氏子崇敬者皆様には、白旗大明神様の徳を戴かれまして平穏で輝かしい年となりますようにご祈念申し上げます。

平成丙申歳 元旦 
 白旗神社 宮司 鈴木大次

開運招福絵馬


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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