投稿日:2020年1月13日(月)
今日は成人の日。朝早くから銅像と一緒に写真を撮る新成人の方をお見掛けしました。朝日と銅像にきれいな着物の娘さんが良く映えていました。
祝祭日には国旗を掲げてお祝いしましょう!…権禰宜の遠藤です。
さて、昨日1月12日(日)正午頃より、藤沢鳶職組合 若鳶会の皆様によりますはしご乗り披露の奉納が行われました。
このはしご乗りの奉納も今年で6回目。すっかり恒例になり、初詣で境内が賑わう中で執り行われました。
▽義経公・弁慶公の銅像が竣功してはじめてのお正月。はしごと銅像のコラボは写真映えしますね。
はしご乗りは、下で支えてくれている方との信頼関係が重要なのだと、若鳶会の一員でもある当社鳶頭の渡邊さんが仰っていました。
はしごに掛けられている道具は、「鳶口」(とびぐち)と言って、現代でも消防に携わっている方はよくご存知かと思います。
昔は、火災の際は燃える物を壊すことで延焼を防ぐ事(破壊消火)が消火活動として行われていました。その時に活躍するのが、大きな木槌とこの鳶口です。
先の鋭い部分に引っかけて屋根をはがしたり、柱を壊したりしたそうです。
▽この技は、「八艘(はっそう)」といい、源義経公の「八艘跳び」をイメージして名付けられた技だそうです。
かつては、この体勢から一回転して後ろ手にはしごを掴むというアクロバティックな変化をしたそうです。
若手はこうした技の稽古を積むことで、高いところから落ちたときのとっさの動作を身につけたのだとか。
▽アングルによっては鳥居を垂直に降りているようにも見えます(笑)
このあと12時30分からは藤沢本町駅前でも近隣の商店協賛ではしご乗りが行われたそうです。そちらも盛況だったとか。
大神様の御加護を頂かれまして、今年一年の商売繁昌・工事安全なることを祈念申し上げます。
本年も伝統の妙技をご披露頂きましたこと、誠にありがとうございました。