投稿日:2020年7月16日(木)
白旗まつり期間中にお囃子の太鼓の音が聞こえてこないと寂しいですね~権禰宜の新久田です。
さて昨日15日 午後5時から、白旗まつりの皮切りとなるお祭り『出御祭・しゅつぎょさい』を執り行いました。
例年は氏子総代や神輿保存会の方々に参列して頂いて、ご一緒に奉仕して頂いておりましたが、コロナウイルス感染防止の為、神職と渡邊鳶頭とで行いました。
【御・ぎょ】は神様(ご神体)のことで、神様の分霊(分身)を、本殿から神輿や別の所にお遷しする神事です。
『御』は、本殿の奥の奥の奥の扉を開けた、丁重な箱の中の更に丁重な箱の中で厳重にお祀りされているものです。
今年は神輿渡御がありませんので分霊を納めた箱を神輿ではなく、唐櫃(からひつ)と呼ばれる大きな箱に納めて社殿の中に安置してあります。
今年は、コロナウイルス感染防止の為に祭典の参列者がいらっしゃらない事や、神輿渡御を始め神事や行事の中止で例年にない寂しい感じの白旗まつりですが、21日の還御祭まで厳粛に祭事を執り行います。