投稿日:2017年9月24日(日)
外出の秋。宮司です。
さて毎年9月の第3土曜日は、藤沢市石川に鎮座します諏訪神社(兼務神社)の例祭が斎行され奉仕に伺いました。
当日は台風接近に伴い雨模様でしたが、総代・世話人の皆様が雨用のお祭りの準備を粛々と進めておられました。
神社の責任役員をお務め下さっている北村さんによると、40数年前のお祭りは寂しいもので、神楽殿(上記写真右。花板横)の中は当時の役員さんの倉庫になっており使うことが出来なかったり、手伝いに来る町内の若い人達は直会もさせてもらえなかったりと散々だったそうですが、北村さん自身がお囃子を習い子供に教え、神楽殿の荷物を運び出し、更に当時の消防分団長にお願いして放水して掃除したりしながら、ようやく自分の代でお祭りとしての形が出来上がって来ているとお話し下さいました。
また、以前は町内氏子の方々もあまりお参りに来られなかったようですが、神社が変わったことでお参りが増え、更に奉納演芸では演歌歌手などを招いて行っていたものも、近年は町内の方々が歌や踊りなどを奉納してくれるようになったと嬉しそうにお教え下さいました。
北村さんと私の次なる目標は『社殿の建て替え』ということで一致し、北村さんの畑で採れたお供え物を頂き帰社致しました。
今後益々みんなが集まる神社としてご隆昌されることで神様のお力が増し、氏子皆様が平穏にお過ごしになりますよう祈念申し上げます。おめでとうございました!