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『鎌倉神楽研修』神社新報掲載
投稿日:2015年7月27日(月)
夏と言えば祭り!白旗まつり以外は参加したことが無いような・・・宮司です。
さて、神社界唯一の業界紙『神社新報』第3268号(H27.7/27付)に、鎌倉神楽研修の記事を掲載頂きましたのでご報告致します。
『鎌倉神楽』の厳修を 研修会に管内神職20人
【神奈川】県神社庁鎌倉横須賀三浦連合支部(國生護衛支部長)では6月3日、鎌倉市の鶴岡八幡宮(吉田茂穂宮司)直会殿で祭祀舞研修会を開催し、管内神職20人が参加した。
講師は藤沢市・皇大神宮の関根正統宮司(藤沢湯立神楽保存会会長)が務め、補佐を同市・白旗神社の鈴木大次宮司(同会理事)が担当。鎌倉神楽について指導をおこなった。
鎌倉神楽は、京都の石清水八幡宮から鶴岡八幡宮に伝はったとされ、八百年以上の歴史を持つ。湯立を伴った神職が奉仕する神事で、古来職掌家と呼ばれる8つの家の神職が継承。現在、職掌家の制度はなく、鎌倉を中心に藤沢や横浜、横須賀、三浦、葉山などの神社で最大12座が受け継がれてゐる。
基本動作を確認 研修成果披露も
研修では、初めに基本の舞となる「初能」の講義がおこなはれ、全員で動作を確認。その後、初級者は同様の稽古を続け、上級者は龍笛の楽隊と舞手に分かれ、実践的な稽古なかで細かい部分の修正等をおこなった。
研修の最後には、初級者が上級者の前で研修の成果を披露。参加者からは「普段は一人での奉仕も多く、我流になりがち。研修で基本の動きや自分の舞が崩れてゐることが確認できた。今後も研修に参加して伝承を受け継いでいきたい」などの声があった。(守屋隆広通信員)
(当日の写真)