投稿日:2020年11月29日(日)
神職大会の受付前に同じ建物の中にあるバーグ杉田本店でカレー辛さ20倍を食べて大会へ臨みました。前から4列目の席に座り、斯界の大先輩たちの討議を緊張と大興奮しながら拝聴しました。権禰宜の新久田です。
さて去る11月27日(金)午後1時より、横浜市磯子区民文化センター「杉田劇場」におきまして【第15回 神奈川県神社庁 神職大会】が開催され参加致しました。
神奈川県神社庁では神職のみ参加の「神職大会」と、氏子総代と神職が参加する「関係者大会」が隔年で開催されております。本年は、主題を「コロナ禍、非常時の神社を考へる。」として、お正月に沢山の参拝者をお迎えする前に神社での感染症対策やコロナ禍での祭祀についての情報共有の場として神職大会兼研修会として開催されました。
神宮遥拝・国歌斉唱・庁長挨拶・大会主旨説明の後、第15回神職大会企画チームが県内各神社のコロナ禍の実態をまとめた「新型コロナウイルス感染症にかかるアンケートの集計について」をテーマ別にグループ発表がありました。
休憩を挟んで引き続きグループ発表を受けて「今後の神社、神社庁はどうあるべきか」を軸にグループ発表者に神社庁役員を交えて、パネルディスカッションが行われました。
開催にあたって集会の常識として定まりつつあるマスクの着用や検温はもとより、国歌斉唱は声を出さずに心の中で黙唄した事や資料の配布は手渡しではなく受付にて自身で手に取ったり、前後左右を一席開けて座ったり、使用した椅子は最後は資料と一緒に受け取っていたアルコールティッシュで除菌したりと感染症対策が取られていました。
天変地異や流行り病等によって新しい生活が求められた時に価値観が変わり、宗教や信仰の形が変わってきたように、コロナ禍において神社の在り方を見つめなおす大変いい機会となりました。