投稿日:2018年12月13日(木)
神道百言⑪
【諂辞(へつらひ)の語(ことば)は悦(よろこ)びに合ふ。正直の言は心を倒(さかしま)にし、耳に逆(さから)ふ。正直は神明の祐(たす)くる所、禍福は門なく、唯、人の召す所なり】(鳥毛帖成文書屏風(とりげじょうせいぶんのびょうぶ))天平勝宝8年(756)正倉院
『神明といへば、伊勢神宮の代名詞の如くにされてゐるが、奈良時代のことに用いられた「神明」とは、神々の代名詞とされたものである。一文の意味は、人におもねる言葉は、人から喜ばれ迎へられる。これに対し正直・まことの言葉は心に素直に受け取られず、忠言は耳に逆らふ譬(たと)への通り、あまり喜ばれない。それ故、正直の心の持ち主に対しては、神々は必ず援助の手を差しのばして下さる。これに対し禍(わざはひ)については、これを塞止める門がなく、唯(たん)だその人の心次第で、自らが禍を招いてゐるといつてよい。正直の頭には神やどるの道理がここにある。』
久しぶりの投稿になりました宮司です。
さて去る12月11日(火)、藤沢市 芙蓉カントリー倶楽部におきまして第18回白旗神社宮司杯争奪ゴルフコンペを開催し、21名の方々にご参加いただきました。
このコンペは鳶頭の髙岡さんから「酒席以外で健康的に関係者と交流を深めたい」とのご提案から始まり、宮司を務めます市内8神社の方々や出入りの業者さんで開催しております。
12月はゴルフの後に会場を移して成績発表と忘年会を兼ねて行っており、本年は昨年に続き藤沢駅南口「喜びの里」さんで開催致しました。(喜びの里さんには、お祭りの際の直会弁当や懇親会の際にお世話になっており、また氏子でもある社長さんのご自宅の地鎮祭、お嬢様の命名などを奉仕させていただきました)
今回の優勝は第2回大会優勝者であり、お祭りの際に祈祷殿に掲げる紫紋幕をご奉納下さったり、祈祷殿改修工事に関わって下さったT建設さんでした。
次回は3月か4月にと考えております。神社関係ならどなたでもご参加いただけますのでお気軽にご連絡下さい。
皆様、お疲れ様でした。