投稿日:2018年8月20日(月)
【冊子】天皇さまのお祭り⑫
当地で『神楽』(かぐら)といえば湯立神楽(藤沢市無形民俗文化財)で、これらのような民間に伝わるものは『里神楽』(さとかぐら)と呼ばれています。宮中(きゅうちゅう)で行われるものは『御神楽』(みかぐら)と呼ばれており、格式高く歌や舞が奉納されます。尚、御神楽を見て笑うということはまずあり得ませんが、里神楽は分かりやすく面白い(興味深い)ものが多く、当社の湯立神楽などは皆さんが笑顔になる神楽ですので是非!!と、お誘い致します宮司です。
さて毎年8月の第3(または第2。鵠沼 皇大神宮の例祭が行われる8/17の曜日により変更する)日曜日は、葉山の御用邸斜め前、葉山警察署横に鎮座されます神明社(葉山町 森戸神社 宮司様の兼務されている神社)の例祭・湯立神楽が行われ、奉仕に伺いました。
同社では、朝から17時まで神輿渡御が行われており、我々が到着する9時過ぎ頃には役員さんしかいらっしゃいません。準備を行い11時からの例祭には、町内15程の団体の長の方々がご参列され、終了後、湯立神楽が行われます。
終了後が一番の楽しみの直会(なおらい)で、社殿横のテントには、朝から町内の奥様方がお作りになった天ぷら・煮物・じゃがいもなど、沢山のご馳走が並び、役員・参列の方々と一年に一度の楽しい時間を過ごさせていただきました。
昨年はある事情から神楽が中止となり我々は伺いませんでしたが、「やっぱり神楽がないとお祭りじゃねえよな」とおっしゃっていただき、有難く嬉しく思いました。
下山口の皆さんおめでとうございました。(年末の忘年会楽しみにしております)