投稿日:2016年5月22日(日)
いい日旅立ち 幸せを探しに 子供の頃に歌った歌を 道連れに…私の場合はラジオが旅の道連れです。権禰宜の遠藤です。
さて、この度6月30日付にてクラブツーリズムの監修により技術評論社から出版されます『東海道五拾七次の旅手帖』に、藤沢宿の見どころとして白旗神社が掲載されましたのでご紹介致します。
この本は、「歩いたり自転車で走行した東海道の旅を、心に残すお手伝いをする手帳です」とあるように、宿駅間ごとに◆旧街道を示した白地図ページ◆旅のいろいろを記録するノート◆街道の見どころを解説した情報ページ が用意され、旅の間の記録帖や日常に戻った後に思い出を味わうよすがとしてなど、様々な楽しみ方が提案されています。
<藤沢宿~平塚の白地図。宿場の主要な史蹟の場所、宿場の歴史や旅した日時・距離などを記録できるようになっています>
<藤沢宿~平塚宿の見どころ・寄りどころ。藤沢宿では遊行寺・白旗神社・永勝寺・義経首洗井戸・おしゃれ地蔵が紹介されています>
<街道歳時記として、各宿場ごとに季節の見どころなどを紹介しています。藤沢宿からは「遊行寺 銀杏」「白旗神社 義経藤・弁慶藤」が紹介されています。
「源氏にゆかりのある境内には、義経藤と弁慶藤と名がついた藤棚がある。社務所の近くにある白藤が義経藤で、境内の東にある紫色の藤棚が弁慶藤。弁慶藤が先に咲き出してから義経藤が咲き出すという。4月下旬から5月上旬にかけて双方の鮮やかな姿を見ることができる。弁慶藤には松尾芭蕉の句碑が立てられている。
草臥(くたひれ)て 宿かる頃や 藤の花
境内にはほかにも、義経の鎮霊碑や弁慶の力石(ちからいし)などがあるので、あわせて訪れたい」
最近は、こうしたテーマごとの旅歩きを提案するような本が流行しているようですね。藤沢宿でも4月から交流館が開館するなどこうした旅を後押ししています。
ご興味のある方は、是非手に取ってみて下さい。