投稿日:2018年6月7日(木)
昨晩に頂きました水戸部酒造さんの山形正宗という日本酒がとてもおいしかったです。権禰宜の新久田です。
さて、神奈川県神社庁では、平成30年の社頭掲載のポスターや、月毎の配布物に古くから伝わる御製(歴代天皇のお詠みになられた和歌)や神道に関わりの深い和歌を掲載しています。
平成30年6月
「かぐ山の をのへに立ちて 見わたせば 大和国(やまとくに)はら 早苗(さなへ)とるなり」
(上田秋成)
「香具山の山頂に立って見渡すと、大和の平原では田植え仕度に苗代田から早苗を取っている。」という、まさに今、田植の時期の情景を詠んでいます。
上田 秋成(うえだ あきなり=享保19(1734)年6月25日- 文化6(1809)は、江戸時代後期の読本作者、歌人、茶人、国学者、俳人です。怪異小説『雨月物語』の作者として特に知られています。与謝蕪村と親交があり、国学者 本居宣長と論争を繰り広げたことでも有名です。
裏面は、当社でも6月30日に行われる水無月大祓(みなづきのおおはらえ)についての解説です。
毎月社頭にて無料配布しております。ご興味のある方は是非お持ち帰り下さい。