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【神社新報コラム】神宮だより~幸せの行く道~

投稿日:2020年3月29日(日)


【暦で見る九星の運勢シリーズ】九紫火星:4月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)「吉方…北 心ここにあらずになりそうなので、集中力を高めるように。もし、転業・転職の話が起きても、大切な問題なので、すぐに答えを出さず、よく考えてください。熟慮に熟慮を重ねて」とのことです…権禰宜の遠藤です。

さて、神社界唯一の業界紙である『神社新報』令和元年12月9日号掲載のコラム「神宮だより」を御紹介致します。

神社新報ロゴ

神宮だより

【神宮だより~幸せの行く道~】

「全国各地には「みゆき」「ごこう」「おなり」と名の付く道路や通りが数多くあります。その殆どは天皇の行幸に備へて新設された、または整備・拡張された道ですが、伊勢の外宮と内宮を結ぶ「御幸道路(みゆきどうろ)」もまた、そのひとつです。

御幸道路は、外宮前を起点に伊勢市役所等がある官公地区、皇學館大学や神宮徴古館等がある倉田山の文教地区を通り、皇大神宮別宮である月読宮の前を過ぎて国道23号線に合流し、内宮宇治橋前までつながる道の通称です。明治時代に新設された道で、明治40年9月に起工、明治43年3月に竣功しました。

それまで外宮と内宮を結ぶ主要道であった古市街道は、妓楼や旅館の建ち並ぶ「間の山」を越える急勾配・狭小な道で、王政復古以後4度おこなはれた明治天皇の伊勢行幸に際してもその便の悪さが問題視されてゐました。そこで、皇祖を祀る神宮が鎮座する’といふ特殊性と、当時神苑会により建設が進められてゐた神宮徴古館(明治42年9月開館)を経由する道を新設すれば国庫より半額を補助するといふ内務省の提案もあり、この御幸道路が新設されることに。その道は「御親謁の鹵簿(ろぼ)すら悠々と御通過ができる」(『宇治山田市史』より)ほど広く整った道で、大正9年4月の道路法においては「国道1号線」と号されました。

この度の神宮御親謁に際しましても、天皇・皇后両陛下には宇治山田駅~内宮間、また外宮~内宮間の御往来のため計4度、この御幸道路を御料車でお通りになられ、三重県の発表によると合計で4万人以上もの人々が沿道に立ち、日の丸の小旗や手を振りながら両陛下のお姿をお見送りいたしました。両陛下がお通りになられた後は、まさに「幸せ」が進んで行くかのごとく、沿道はひとしく笑顔に満ち溢れてゐました。(広報室・赤尾洋輔)」

厄年表R2


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
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