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【神社新報記事】神宮だより~伊勢市の花・木・鳥について~

投稿日:2022年5月9日(月)


【暦で見る九星の運勢シリーズ】二黒土星:令和4年6月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)「吉方…南東・北西 前月の運気が尾を引いて物事がいったりきたりのくり返しが多くなりそうなので、何事もよく観察する様に心掛けてください。一歩間違えると、表面のみで終わるおそれあり」とのことです…権禰宜の遠藤です。

さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』令和4年3月14日号掲載のコラム「神宮だより~伊勢市の花・木・鳥について~」をご紹介致します。

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神宮だより

 

【神宮だより~伊勢市の花・木・鳥について~】

「神宮の域内に聳える「神宮スギ」と呼び慣はされてゐる大杉が三重県の木(県木)に指定されてゐることはよく知られてゐますが、このたび伊勢市は1月5日に地元への誇りと愛着の醸成等を目的として、市の花・木・鳥をそれぞれ「ジングウツツジ」「オヤネザクラ」「イソヒヨドリ」と制定しました。

このうち花と木について神宮に縁のあるものが選ばれましたので御紹介いたします。

ジングウッツジ(神宮躑躅)は、神宮宮域林内の神路山・島路山で発見され、その名が付いたものです。

三重県伊勢志摩地方、愛知県東部、静岡県西部の蛇紋岩地帯に局地的に自生するツツジ科の落葉低木で、静岡県浜松市北区引佐町渋川にも群生地があることから別名「シブカハツツジ」とも呼ばれます。

自生のものは環境省レッドリストの絶滅危惧I類に選定されてをり、菱形の三枚の葉が枝先に輪生状に生えるのが特徴。

5月から6月頃に気品のある赤い花を咲かせます。

オヤネザクラ(お屋根桜)は、外宮宮域東隣にある国指定史跡旧豊宮崎文庫(伊勢市所管)の敷地内に二株の原木が確認されてゐるヤマザクラの一種です。

その名の由来は、慶安元年(1648)の文庫創設に尽力した主唱者のひとり、外宮祠官・出口延佳の屋敷の屋根に生えた桜の苗、或いは外宮正殿の御屋根に自然に根付いた桜を移植したことによるものと伝はってゐます。

咲き始めは白い花弁の色が、満開に近づくにつれ濃い桃色に変化するのが特徴で、昭和3年にヤマザクラの新種として発表されました。

昭和61年に伊勢市の天然記念物に指定され、毎年3月下旬から4月初旬の年一回おこなはれる史跡の一般公開の際に、その優美な桜の姿を見ることができます。」

R4厄年表


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