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【神社新報記事】~聖上お田植ゑ~

投稿日:2020年8月31日(月)


【暦で見る九星の運勢シリーズ】九紫火星:9月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)「吉方…北東 良い運気に恵まれて気分爽快に。事業等も契約がまとまり次の段階に進むので大いに励んで。かなり安心しますが気を抜かないように。少しの事で流れが変わるから詰めをしっかりと」とのことです…権禰宜の遠藤です。

さて、神社界唯一の業界紙である『神社新報』令和2年6月8日号掲載の記事「聖上 お田植ゑ」を御紹介致します。

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【聖上 お田植ゑ】

「天皇陛下には5月25日、皇居内生物学研究所脇の水田でお田植ゑに臨まれ、御即位後初めて4月にお手播きになられた種籾から育った梗米(うるちまい)と糯米(もちごめ)の稲苗をお手づから植るられた。

今年のお田植るは、当初19日に予定されてゐたものの、天候不良により25日に延期されてゐた。午前11時、水色の長袖開襟シャツに紺色のズボン姿で長靴をお履きになられた天皇陛下には、梗米・糯米それぞれ10株づつを丁寧に植るられた。

天皇陛下がお田植ゑをされる水田の面積は238平方メートル。このたびお田植るになられた稲苗は、上皇陛下が昨年4月に播かれ、今上陛下が5月にお田植ゑ、9月にお稲刈りをされた稲穂から採取された種籾「平成二十号」と、宮内庁管理部庭園課が昨年生産した稲穂から収穫された種籾が、それぞれ育ったもの。今年4月、天皇陛下には御即位後初めての御播種に臨まれ、これらの種籾をお手播きになられた。残りの180株の田植ゑについては職員が奉仕した。

上皇陸下には、平成20年までは茨城県つくば市の農業試験場産の種籾とそれまでに収穫された種籾とを用ゐられ、21年からは1号より20号までの種籾で稲作をおこなはれた。

天皇陛下が御親ら稲作|りをなさる例は昭和2年、昭和天皇がお開きになられ、その大御心をお継ぎになられた上皇陸下には、御代替り後の平成2年にお手づから種籾をお播きになる新例を開かれてゐる。秋に収穫される稲は、平成の御代では10月に伊勢の神宮で斎行される神嘗祭に根付きのまま奉られ、11月の宮中神嘉殿での新嘗祭にも奉られてきた。神宮に根つきのまま稲穂が奉られるのは、遠く垂仁天皇27年にはじまるといはれ、早稲の初穂を、穂ながら茎ながら田に植ゑた原形そのまま皇祖にお目にかけて、遠き昔に感謝申し上げようとするもの。昨年は大嘗祭が斎行されたことから新嘗祭は執りおこなはれず、神嘗察のみに奉られてゐる。」

日本の神話では、稲穂は皇祖天照大御神より賜り、これを用いて民を養うよう仰せられた神聖なものとされています。

天皇陛下御親ら稲の作付けをされることは、あまり一般に報道されることがありませんが、日本人にとって誠に重要な事と存じますので毎年ご紹介しております。

厄年表R2


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