投稿日:2018年9月26日(水)
【神道百言】②
『是(こ)のただよへる国を修理(つく)り固め成せ』(古事記)
(国土の修理固成は永遠の課題である。修理固成とは何か。それは小にしては人心の開発であり、大にしては社会・国家・世界の立派な建設である)
古事記は元明天皇の和銅5年(712)に太安麿の撰進した我が国最古の神典です。岡田米夫先生は「この言葉は、我が祖神が、私共に示された最初のお言葉である。神道を奉ずる者としては、このお言葉通りに生き、このお言葉を立派に実現することが、最高の使命でなければならぬ。」と記されています。少しでも国のために・・・宮司です。
さて去る18日(火)は毎年曜日に関係なく、鎌倉市坂ノ下鎮座 御霊(ごりょう)神社の例祭・鎌倉神楽・面掛け行列(県文化財)が行われお手伝いに伺いました。
同社では正午から例祭、終了後神楽、終了後面掛けと続くため、例祭参列者の直会が祭典開始前の10時半から行われるのが恒例となっております。
面掛け行列は星野井通りを往復します。
同社のお神輿は鳳輦神輿で、丁度良い高さの台車に載っておりますので担いでいるように見えます。
行列の奉仕をしている地元子供会の子供たちは、学校を早退して奉仕しているとのこと。地元のお祭りを大切にされている姿勢に感激致しました。
小さな町の鎮守様のお祭りですが、さすが観光地鎌倉という人出に圧倒されました。
坂ノ下の皆様、おめでとうございました!