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相模湘南支部祭式研修会

投稿日:2018年9月7日(金)


9月7日・8日は、葉山に鎮座します森戸神社のお祭りです。安全とご盛会をお祈り申し上げます。権禰宜の新久田です。

さて、毎年恒例になっております、神奈川県神社庁相模湘南支部主催祭式研修会が行われ、9/3には遠藤・佐藤各権禰宜が参加して参りました。
今回も講師には神奈川県神社庁 祭式講師 笠のぎ(禾+皇)稲荷神社 宮司 小野和伸(おのかずのぶ)先生におつとめいただきました。

▽午前中は、祭式作法の基本動作。日頃のご奉仕の中で、ややもすると我流に陥りがちなひとつひとつの作法を、基本に則って見直していきます。
祭式研修会

▽午後は、神葬祭(神式の葬儀)について座学を行い、特殊な作法のある遷霊祭(せんれいさい)と奉幣の儀(ほうべいのぎ)の実技を行いました。

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もともと、江戸時代中期までは、神職といえども寺請制度(てらうけせいど=お寺が戸籍の管理も兼ねて地域住民を檀家とする制度)に組み込まれ、仏式で葬儀を営むことを余儀なくされていました。

その後、神職の子弟は条件付き(吉田家の裁可状を貰う)で神式の葬儀が認められ、明治に入って一般の方にも神式の葬儀を行う道が開けて行きました。

明治初期は「自葬」(じそう)と言って、故人の子息が自ら奉仕したそうです。その後、別の神職に依頼することが認められていきました。

(神葬祭の歴史については、詳細を当ブログでご紹介する折もあろうかと思います)

我々神職は「自葬」の心持ちを忘れずに、生前のことを存じ上げない故人の葬儀であっても、自らの親の葬儀を奉仕するような気持ちで葬祭に臨むべきだと思いを新たにいたしました。
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