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鎌倉神楽研修会に参加して参りました

投稿日:2018年6月12日(火)


明日6月13日10時より、「源義経公没後829年鎮霊祭」が斎行されます。また、本日15時より氏子総代の皆さんの御奉仕により祭場である鎮霊碑の清掃が行われます…権禰宜の遠藤です。

さて、去る6月8日(金)午後1時より、鎌倉市に鎮座されます鶴岡八幡宮 直会殿におきまして、神奈川県神社庁 鎌倉横須賀三浦連合支部主催によります鎌倉神楽研修会が行われ、当社宮司が講師の補助員として、私は受講生として初めて参加させていただきました。

『鎌倉神楽』は、文化財に指定された時から使われている名称で、元々は『湯立神楽』と呼ばれていたものと思われ、鎌倉市を中心に、藤沢市・葉山町・横須賀市・三浦市・横浜市の一部などで継承されている神職が舞う神楽です。(詳細)白旗神社では、7月の白旗まつり(神幸祭・還御祭に「初能」と「御幣招き」)と、10月28日の秋祭(12座すべて)に舞われます。
講師は藤沢湯立神楽保存会 関根会長(皇大神宮宮司)が務められ、15名程の方々が受講されました。
最初の30分程度は座学でのご講義、その後、初心者・中上級者に分かれて受講いたしました。

▽参加者それぞれの習熟度に差がある為、初心者は「初能」(はのう)の舞を、基本の動きから丁寧に教わりました。
鎌倉神楽研修会H30

▽中上級者は、実際の御奉仕同様に座を一通り行います。写真は「射祓」(いはらひ)。

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藤沢湯立神楽保存会では月に1回程度会員が集い当社で稽古を行っておりますが、他の地域の方々はそうした稽古が叶わず、年に1度のこの研修で正しい形を学ぶ場とされており、皆さん真剣に受講されておりました。

神職が舞う神楽ということで習得(保存)・継承できる者が限られていることから、共に研鑽を積みながら正しい神楽を後世に残して参りたいと思っております。


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
ぜひ早起きした朝やお休みの日にでも、お気軽に当社にお越しください。皆様のご参拝を心よりお待ちしております。