投稿日：2020年6月29日（月）
全国４０社の地方鉄道でつくる「第三セクター鉄道等協議会」は７月１０日から、ご朱印帳の鉄道版「鉄印帳」を販売し、加盟各社の駅などを巡ってオリジナルの「鉄印」を集めてもらう取り組みを始めるそうです。面白そうですね～権禰宜の新久田です。
さて、本日は初宮詣（お宮参り）のご案内を致します。
お宮参りは、産土神（うぶすながみ）参りといって、赤ちゃんが晴れて氏神さま〈産土神〉の氏子の仲間入りをしたことを認めて頂く為に初めてその神社にお参りする儀式です。お宮参りのお詣りをする日は諸説あり、地方によっても、七十五日・また百日など慣習の違いもありますが、おおよそ男の子は31日、女の子は32日目に行います。近年ではご家族のご都合が宜しい日にお詣りに来られる方が多いようです。
尚、当社では産まれて半年までをお宮参りとしています。ですので、半年を過ぎたら「身体健全」の御祈願になりますので、お気を付け下さい。御祈願の内容自体は変わりません。
お宮参りの際は、古くは父方の祖母に赤ちゃんを抱いて頂き、里方から贈られた祝い着を着せてもらい、家族とともに氏神さまにお参りします。現在では祝い着を写真館などでレンタルをされる方が多いようです。
母親ではなく父方の祖母が抱くのは、一つには古い「家」という観念があるからですが、同時に産後の母親の体を気使う意味もあったようです。
当社では、毎日9時から16時30分まで随時、御祈願を承っています。事前に日程がお決まりでしたら、当社ウェブサイト、もしくはFAXにてご予約頂ければと思います。また大安・仏滅等の六曜はお気になさらず、ご家族のご都合の宜しい時日を選んでお申し込み下さい。
次に、初宮詣のお祓いを受けられた方にお頒けしている授与品についてご紹介致します。
・神札…祝児のお子様の名前を入れたお札です。
・絵馬…初宮詣の為の絵馬です。裏面にお子様のお名前を記入し、健康に育つことを祈って境内の絵馬掛け処にお掛け下さい。
・撤饌…以前にご紹介したお下がりの塩です。召し上がっていただいたり、お清めとして撒いても結構です。
・歯固め石…生後百日目の百日（ももか）のお祝いに行う儀式、お食い初めに用いる石です。お子様が一生食べ物に困らないようにと願いを込めて行います。
・スプーン・フォークのセット…木製のスプーン・フォークのセットです。口当たりが優しいので、離乳後の赤ちゃんの食事に使用できます。
初宮詣は氏神様への御奉告であると同時に親族家族が集まる大切な日でもあります。是非皆さんのご都合の良い日を吉日として、そろってご参拝くださいますようご案内申し上げます。
尚、白旗神社では新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、祈祷殿の中へ昇殿される方は、お祝いのお子様とご両親のみとさせて頂いておりますこと、ご了承下さい。
