投稿日:2014年10月7日(火)
芸術の秋、スポーツの秋、でも実際は…ほとんど食欲の秋…権禰宜の遠藤です。
さて去る10月1日(水)、当社に絵画が奉納されましたのでご報告致します。
作者は藤沢市在住の画家、太田宗平(おおたそうへい)画伯(81)。
太田画伯の絵画は、和洋紙を煮溶かし、染料を入れた絵具をキャンバスや紙に塗って、重ねたり埋め込んだりして作品を創作する、「紙彩」が特徴です。独特の質感によって、独創的な世界観が描かれています。
額縁はこの作品に合わせて特注で作られたそうで、雰囲気のある立派な額縁です。
【八戸市立南郷美術館に絵画を奉納された時の新聞記事。東北・鎌倉・京都など、さまざまなところでご活躍だそうです】
今回の奉納のお話は、氏子の方から山口総代会長を通じていただいたものです。
当日は画伯自ら自転車で来社され、御神前でお祓いを行い、無事に奉納の運びとなりました。
今回ご奉納いただいた作品の題名は「舞」(まい)とのことです。
太田画伯は、当社の神輿殿に掲げている義経と弁慶の絵を描かれた、黒崎よし介画伯とも縁があるということで、これも御神縁かと思います。
尚、太田画伯とこの絵画は、10/28に行われます秋祭りの際にご紹介させていただく予定です。
太田宗平画伯 プロフィール
1933(昭和8)年 静岡県伊豆長岡町(現伊豆の国市)生れ。現在藤沢市在住。18歳で上野公募展太平洋画会、初出品初入選。
絵画団体「光陽会」の結成に参加。数年後に独立し、以後京都、鎌倉、東京、東北などで個展を中心とした活動を行う。油彩を描いて30年ほど経過した1992年頃から和洋紙を素材とした独自の質感美の作品=紙彩を発表、今日に至る。