投稿日:2015年2月19日(木)
達筆なお手紙を読んだりすると、字の練習をしなければと思います。なかなか続きませんが・・・権禰宜の遠藤です。
さて、昨日2月18日(水)、当社に絵画が奉納されましたのでご報告致します。
①源伊予守義経公
②源九郎判官義経公
③源伊予守義経公
この度ご奉納いただいたのは、当社の御祭神である源義経公の御姿を描いた印象画3点。たいへん眉目秀麗な御姿として描かれています。
作者は奉納者ご本人とのことで、それぞれの絵の下には義経公の詠まれた歌や、作者ご自身の詠まれた歌がまことに達筆な字で付されています。
①【無聊の笛】 憂きことも 無常の鐘に 置きみやげ 濡れ衣まとい 浮草の旅
②【うたかたの戦功】 腰越や 涙を胸に 帰りつる 何のいくさか 何のいさおし
③【憮然の上洛】 み越路の 八重の白雲 かきわけて うらやましくも 帰るかりがね(詠 源義経公)
奉納者様は東京都にお住まいで、儀礼文化学会・日本風俗史学会などに在籍されていらっしゃり、若い時から源義経公に深い思い入れがあり、この度念願の義経公の絵を描いたので、義経公ゆかりの当社に是非奉納したい旨のお手紙をいただき、ご奉納の運びとなりました。
当日は午後2時ごろお見えになり、お祓いの後めでたくご奉納と相成りました。
今後、どこか適宜の場所を見つけて、掲げたいと存じます。
氷雨の降る中、御遠路ありがとうございました。
ご奉納者様の益々のご健勝、ご隆昌をご祈念致します。