投稿日:2025年4月27日(日)
【暦で見る九星の運勢シリーズ】八白土星:令和7年5月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)「吉方…東・南東 独立心が旺盛となり、いろいろ手を出したり、動いたりと忙しくなりそうですが、行動するときはよく考え、的を絞るように心掛けて。目先の欲に迷って、求め過ぎると吉意減らす」とのことです…権禰宜の遠藤です。
さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』令和7年1月27日号掲載のコラム「神宮だより」をご紹介致します。
大床御掃除
「神宮を御参拝の折、正宮御垣内において、白衣白袴姿の職員が竹籠を手に落ち葉等を拾って御掃除をしてゐる姿を見かけたことがある方もをられると思ひます。
両正宮の御垣内や域内の別宮は、斎館に勤務する神職が落ち葉等の掃除をおこなひ、御垣内の清浄に努めてゐます。
一方、両宮御正殿のお掃除は正宮大床御掃除といて儀式課により奉仕の分課が組まれ、年中恒例祭典の前日、また毎月十日・二十日・末日に奉仕することが定められてゐます。奉仕は禰宜一員・権禰宜二員・宮掌一員・出仕二員にておこなはれ、禰宜・権禰宜は殿上での御奉仕となることから、前夜より斎館で一夜参籠の上、奉仕します。宮掌と出仕は当日斎館に参着し、正殿御階下で御掃除の補助をおこなひます。
奉仕当日朝、禰宜以下奉仕員は浄衣著装の上、斎館にて御塩の祓へを受け正宮に参進。正宮北御門より内院に参入し、禰宜は瑞垣南御門内の鋪設に着版、権禰宜以下は正殿御階下に東西に分かれ蹲踞して候します。
権禰宜二員は宮掌・出仕より御掃除道具を受け取り御階東西より昇階し、まづ正殿四方を廻る大床及び高欄・正殿御階のはたき掛けと掃き掃除を奉仕。掃き掃除の後、水を絞った白い布巾にて拭き掃除をおこなひます。この布巾は宮掌及び出仕が水を張った手桶より絞って、布巾を取り替へながら権禰宜に伝進します。
権禰宜は大床及び高欄・御階を拭き上げる御階下東西に蹲踞。禰宜は瑞垣御門内の鋪設より立って正殿に昇り大床を一周して御掃除を検知します。禰宜が検知を終へると奉仕員一同斎館に退下となります。
この後、宮掌と出仕は正殿各御門及び御垣等に奉飾されてゐる御榊のお取り替へを奉仕します。この御榊には三段に折られた紙垂が付けられてをり、一度にお取り替へする本数は別宮等も含めると三百を超えますが、この榊もすべて神宮の森で採取され奉飾されてゐます。
(総務部・菱川由貴)」
また、境内では白旗神社牛若会の皆様を中心に、氏子総代・神輿保存会のご助勢を得て、鯉のぼり掲揚作業を行っております。(10:30現在、ほぼ完了しております)詳細は後日のブログでご紹介致します。早朝よりありがとうございました!
【今日のフジ】
境内のフジが見頃を迎えております。紫の弁慶藤は満開状態、白い義経藤ももう少しで見ごろとなります。義経藤は例年より進行が早そうですので、お早めにどうぞ。
▼弁慶藤
▼義経藤