投稿日:2023年5月15日(月)
昨日は境内で神前結婚式が行われました。午前中から雨が降ったり止んだりで心配でしたが、参進の間は雨に降られることもなく、滞りなくご祭儀ご奉仕申し上げました。これも大明神のご祝福かと存じます。誠におめでとうございました!出仕の本山です。
さる4月27日、神奈川県神社庁に祭祀舞研修に参加してまいりました。
神奈川県神社庁は磯子の丘の上のとても眺めのいい静かなところにあります。うららかな晩春の陽気の一日でした。
研修内容は祭祀舞の「豊栄(とよさか)の舞」及び「朝日舞」の講習ということだったのですが、私のような未経験者も数名おり、「豊栄の舞」の講習をしていただきました。
講師は神社庁祭祀舞講師の福田満理先生。亀ケ池八幡宮権禰宜をなさっています。
参加対象が神職及び宮司の推薦する者ということで、さまざまな年齢層の神奈川県の神職と氏子崇敬者の方で特に祭祀舞にご興味が深くすでに舞っていらっしゃる方もいらっしゃいました。
歌はこのような言葉から成っています。神社庁制定。臼田甚五郎氏作詞。
【豊栄の舞】
一、あけの雲わけ うらうらと 豊栄昇る 朝日子を
神のみかげと 拝(おろが)めば その日その日の尊しや
二、地(つち)にこぼれし 草のみの 芽生えて伸びて美(うるわ)しく
春秋飾る花見れば 神の恵みの尊しや
斜めに動くことが多くて、私にはとても難しそうに見えましたが、少しずつ分けてご指導下さいました。私の前の方がとてもきれいに舞うので私もできるような気になっていましたが、何度も列交代をして最前列になるとそうでもなかったことがわかります。
のびのびと植物が生えてくる様子、風になびくような様子、ゆったりとダイナミックな舞でだんだんと気持ちがよくなってきます。
短い時間で、一度ではとても完璧にはなりません、とはいえ、それぞれの社に戻れば一人で舞えるようになってほしい、という福田先生の熱意を感じました。
また次の機会にも参加して磨いてきたいものです。