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今日の梅と「庁報かながわ」掲載の研修の様子

投稿日:2024年2月15日(木)


今日は春一番になるのでしょうか?

社務所内では吹き込んだ春風がいろんなものがひらひらと舞い落としたりしております。

境内の梅は木によってだいぶ咲き方が異なりますが、ほのかながらもいい香りが漂って心地よいです。

出仕の本山です。

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神奈川県神社庁の「庁報 かながわ」令和6年1月15日号に掲載の活動報告をご紹介します。

昨年秋に行われた祭式研修会には私(本山)が、そして祭祀舞研修会にはきたおか出仕が参加しました。

それぞれ写真にも映っています。

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【活動報告 祭祀委員会 祭式研修会】

令和五年十月十八日、神奈川県神社庁神殿に於いて祭式研修会が開催されました。講師を祭式講師の小野和伸先生、同助教の瀨尾剛良先生が務められ、県内神職二十二名が参加し、午前に基本作法を、午後には神葬祭について学ばせて頂きました。

午前の基本作法では起居進退や笏法扇法を改めて確認し、先生方の指導のもと日々の奉仕で気を付けてゐるつもりでも知らず知らずの内に崩れてきてしまってゐる部分を矯正し、また参加者同士でも互ひに指摘し合ひながら正しい作法の習得に務めました。

午後は神葬祭について祭典の一連の流れとその意義について、実際使用された銘旗などの祭器具を見せて頂きながら、体験談や作法の実演を交へ講義を頂き、最後は参加者全員で奉幣の作法の実践を致しました。

講義を通じ、神葬祭は故人の人生の締めくくりともいへる祭典であり、奉仕者はその儀礼の習熟はもとより、神葬祭が元々自葬といふ親の葬儀を子ら自ら奉仕する形が根本にあり、神職は遺族に代はり奉仕をするのであって、かつての自葬の精神に基づき遺族の思ひを酌み真心ももって奉仕するべきものであることを学ばせて頂きました。

神葬祭は奉仕する機会の少ない祭典ですが学んだことを活かし、今後とも遺族の思ひに敵ふものとなるやう研鑽に励んでまゐりたいと思います。(祭祀委員 小菅 康弘)

【活動報告 祭祀委員会 祭祀舞研修会】

令和五年十月二十五日、神奈川県神社庁に於いて、祭祀舞研修会が開催された。近年はコロナ禍により中止となってゐたが、本年は二度目の開催となった。

今回は神奈川県神社庁祭祀舞講師福田満理氏(亀ヶ池八幡宮権禰宜)を迎へ、朝日舞について現任神職及び県内神社の氏子崇敬者や巫女など十三名の参加のもとご指導を賜った。

参加者は舞自体初めての者、ある程度経験を積んだ者と様々であったが、事前に舞の概要を学習したり、動画を視聴したりと、意欲の高さがうかがへた。

実際の稽古では、初めに唱歌を練習し、明治天皇の御製に込められた歌詞の意味を感じながら、拍子をしっかりととることを重視し、全員で合唱した。次に舞の練習では、曲を区切りながら榊の持ち方、目線、腕の高さ、足運び、重心移動などに注意しながら全体でご指導を賜り、その後グループに分かれて詳細な動作の確認をし、最後に全員で一曲を通して舞った。

研修の納めには祭祀委員会山本俊昭委員長よりご挨拶があり、積極的な参加への感謝と指導者育成の今後への期待、奉職神社での舞を通しての益々の活動を願はれた。

また福田氏からは、参加者の研修に臨む姿勢や積極的な質問などから意気込みを感じられ、今後も研鑽に努めていただきたゐとのお言葉を賜った。

半日の研修ではあったが集中して舞を習ふことができ、大変有意義な時間であり、次回の開催も期待される。今後の祭典奉仕に活かしていけるやう尽力していきたい。(杉山神社権禰宜 上野 力)

 

 


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