投稿日:2023年9月30日(土)
明日から10月、段々と七五三のお参りの方が増えてきました。境内が元気なお子さんたちで賑わうのは大変ありがたいことです…権禰宜の牧野です。
さて、昨日9月29日(金)は中秋の名月ということで、午後4時より今年で16回目を数えます「邦楽の夕べ」が開催されました。
当日は朝から曇り空でしたが段々と晴れ間が見えるようになり、演奏中には雲の切れ目から立派な満月が顔を出してくれました。
▽午後5時から奉告祭が執り行われましたが、それに先立ち午後4時からは和樂会「昇」の皆さんによる和太鼓の奉納演奏が行われました。
▽午後5時から中秋演奏会奉納奉告祭。氏子総代・出演者・観覧者をそれぞれお祓いし、音曲の調べを御神前に捧げ奉ることをご奉告申し上げます。
▽尺八 善養寺先生ソロ…演奏会冒頭に、本殿前で演奏されます。観覧者から姿は見えず、尺八の音だけがどこからともなく響いてくるという演出です。
▽左から琴奏者・Nobuko.(馬場信子)先生、、パーカッショニスト・よしうらけんじ先生尺八奏者・善養寺惠介先生。箏と尺八の組み合わせは偶に耳にすることもありますが、それにパーカッションが加わるセッションはなかなかお目にかかれません。
▽琴 Nobuko.(馬場信子)先生
▽パーカッションよしうらけんじ先生
▽今回は「質問コーナー」を設け観覧者からの質問を受け付けました。よしうら先生が演奏された楽器の名称、先生方がそれぞれの楽器を始められたきっかけ、など普段なかなか直接聞くことができない貴重なお話も含め様々な質問にお答えいただきました。
▽明るかった境内もすっかり真っ暗に。氏子総代の皆様による蠟燭とかがり火のライトアップで参道が幻想的に照らされます。
▽続いて相模雅楽会の皆様による雅楽・神楽舞の奉奏。
▽神楽舞は、『豊栄舞』(とよさかまい)を相模雅楽会会員の女性会員が稽古を積んで舞いを奉納します。年少の2人はとても緊張した様子でしたがお姉さん2人に励まされ、息の合った優雅な舞をご奉納いただきました。
▽毎年恒例となりました氏子総代による「ろうそく文字」は、コロナ禍を乗り越え様々な行事が再開されたことを記念して「再」の文字が作られました。今後も氏子・崇敬者の皆様のご協力を頂きながら「邦楽の夕べ」を始め神社諸行事を「再」び、益々盛大に斎行していきたいと思います。
本演奏会にあたり、ご出演頂いたNobuko.先生、善養寺先生・よしうら先生・相模雅楽会・和樂会「昇」の皆様はもとより、準備・片付け・当日の運営にご尽力いただいた氏子総代・宮頭・神輿保存会・牛若会の皆様、誠にありがとうございました!来年もよろしくお願い致します!