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【神社新報記事】天皇陛下 お田植ゑ

投稿日:2025年6月6日(金)


【暦で見る九星の運勢シリーズ】二黒土星:令和6年7月(各自の九星についてはブログ末尾の表をご参照ください)「吉方…西 運気停滞しているにもかかわらず、無理に動こうとする暗示有り。動きたい気持ちは分かりますが抑えて。なるべく前進よりもできる限り基礎固めを。内容の充実が優先。」とのことです…権禰宜の遠藤です。

さて、神社界唯一の業界紙であります「神社新報」令和7年5月26日号掲載の記事「天皇陛下 お田植ゑ」をご紹介致します。

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天皇陛下

お田植ゑ

「天皇陛下には五月十四日、皇居内の生物学研究所脇にある水田でお田植ゑに臨まれ、粳米のニホンマサリと糯米のマンゲツモチの稲苗を、お手づから植ゑられた。

午前十一時、水色の長袖開襟シャツに灰色のズボン姿で長靴をお履きになられた天皇陛下には、粳米と糯米それぞれ十株づつを植ゑられた。

水田の作付面積は二百三十八平方㍍で、稲苗は天皇陛下が四月に播かれた種籾から育ったもの。陛下には、昨年御親らお育てになられた稲穂から採取された種籾と「平成二十号」と名付けられた種籾をお手播きになられてゐる。

 天皇陛下が御親ら稲作りをなさる例は、昭和二年に昭和天皇がお開きになられた。大御心を継がれた条項陛下には、御即位ののち、平成二年に毎年お手づから播種される新例を開かれ、今上陛下にも引き継がせられてゐる。

収穫された稲は毎年、十月に伊勢の神宮で斎行される神嘗祭に根付きのまま奉られ、十一月の宮中神嘉殿での新嘗祭にも奉られる。

皇后陛下には

御養蚕始の儀

令和二年から毎年、給桑や山つけ、上蔟など養蚕における各段階の作業をおこなはれる皇后陛下には、五月十三日に皇居内の紅葉山御養蚕所で「御養蚕始の儀」に臨まれた。

「御養蚕始の儀」は午後一時に始まり、神事がおこなはれた。同日午後、皇后陛下には蚕に桑の葉を与へられる「御給桑」や、日本原産の野生種である天蚕の卵を櫟の枝につける「山つけ」をおこなはれてゐる。

今年も四種の

蚕をお育てに

御養蚕は明治以降、歴代の皇后が担はれてきた。皇后陛下には昨年と御同様に、日本在来種の小石丸をはじめ、日中交雑種の白繭と、欧中交雑種の黄繭と、天蚕のあはせて四種類の蚕をお育てになられてゐる。

なほ小石丸の糸は平成の御代に、正倉院宝物や三の丸尚蔵館蔵『春日権現験記』を修復する際に下賜されてゐる。また第六十二回神宮式年遷宮に際しての御装束神宝や、神武天皇二千六百年にあたって奈良・橿原神宮へ下賜遊ばされた青銅製の円鏡「橿原の杜」の紐などにも用ゐられてゐる。」

日本の神話では、稲穂は皇祖天照大御神より賜り、これを用いて民を養うよう仰せられた神聖なものとされています。

 

―天皇陛下御親ら稲の作付けをされることは、あまり一般に報道されることがありませんが、日本人にとって誠に重要な事と存じますので毎年ご紹介しております。

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