投稿日:2020年2月24日(月)
【神道百言64】
『凡夫も神明の域に到るの捷径(しょうけい)、正直の二字にある也』~出口延佳・神宮続秘伝問答~
(神道に入る心得とは何か。古人はこれを神典により、中世に於ては、諸神道説が色々に説いてゐるが、伊勢神宮の神職家に於ては、一般の人間でも、神の御心に到達する最も近い道は、”正直”の二字を守り、これを実行する以外にないと直截簡明(ちょくせつかんめい)に教へられた。伊勢神道(神道五部書)で、「正直の頭(こうべ)に神やどる」と教へられてゐることと一貫したものである。)
出口延佳は人から馬鹿正直と言われても、一生「正直」の二字を守り通したといいます。私も正直であるが故に幾度となく衝突した経験がありますが、最近は正直ではない時もあるように思います。と、正直に告白致します。今の時代、馬鹿正直では厄介が増えますので・・・自分だけには正直に。宮司です。
さて毎年曜日に関係なく2月の二の午(2回目の午(うま)の日。牛ではありません)は氏子町内の相生町に鎮座する豊川稲荷の二の午祭ということで、去る21日(金)午前11時よりお祭りに伺いました。
同町では初午の日に有志が愛知県の豊川稲荷で祈祷を受けられ、新しいお札をお祀りしてからお祭りをされることから、毎年二の午に伺っています。
お祭りには各班の班長さんが参列され、祭典終了後に油揚げが手渡され、班長さんから各戸にお下がりとして配布されます。
恒例になりました記念撮影。左側に見える鳥居の腐食が進み建て替えの話があるようで、今年中にはお祓いに伺うことになりそうです。
いずれに致しましても、本年も皆様が平穏無事にお過ごしになりますよう祈念申し上げます。おめでとうございました。