投稿日:2025年2月12日(水)
【続 神道百言61】
『一日は一日より新たならんことを欲す』~伊藤仁斎・古学先生文集~
(昨日の一日より、今日の一日をより新たなものにするために生きる。いはゆる日新の教へである。昨日の自分と、今日の自分とは同じであるといふのでは進歩がない、といふことになる。毎日進歩していく自分は、努力の連続であって、初めて可能になる。
神の道に処するのも同じである。昨日は道理を体し、今日は祭祀の上から、明日は氏子大衆に対するためにと、せねばならぬ勤めの上から、神の道に精進する。~略~ )
白衣を着ていない時こそ、神職としての立ち居振る舞いや言動に気を付けないといけないと思っています。出来ていない時はご指摘下さい。宮司です。
さて今年の初午の6日(木)11時より車田町(現在の本六町内会)鎮座 白旗稲荷において初午祭の奉仕に伺いました。
『車田』は、伊勢神宮の所領であった頃、田んぼが車輪のように並んでいたことから車田と呼ばれているそうです。
名称の白旗稲荷については確かな記述や伝承がありませんが、その昔、白旗神社のお神輿がここから発輿(出発)していたこともあるようで、何かしらの関係があるものと思われます。
祭典には町内会の役員さんと、町内の勝栄土建さんが参列、その他参列出来なかった会社さんの初穂料がお供えされておりました。
数年前から御朱印の頒布も開始されました。
また、賽銭箱は市内 グロリア工芸さんにより奉製されており、絶対開けられない賽銭箱とのことで、よく考えられています。
お隣の奥様が毎日、また月初には勝栄土建の皆さんが掃除をされているということで、数年前とは見違えるようになり、御神威も益々隆昌されていると思います。
氏子の皆様にはご加護を戴かれまして、平穏無事にお過ごしになられますよう祈念申し上げます。おめでとうございました。