投稿日：2025年5月3日（土）
続神道百言６４
【不自由を常と思へば不足なし】～徳川家康遺訓～
（ ～略～ 人生を百点満点とすれば、七十、八十点は不足であるが、それが常だと思って満足してゐる人の方が幸せである。
～略～ 自分の自由と他人の自由とがぶつかれば、どちらかが折れねば片がつかぬ。片がつくといふことは、片方が折れるといふことである。～略～ ）
全てが満たされないと満足できないのが現代人。心に留めておきたい遺訓ですね。宮司です。
さて去る4月26日（土）、兼務で宮司を務める藤沢市石川鎮座 佐波神社の太鼓保存会復活50周年記念事業が行われ、その奉告祭の奉仕に伺いました。
佐波神社は、慶長16（1.611）年に源義朝公を祭神として創建され、太鼓（お囃子）も古くから行われていたそうですが、大東亜戦争の頃から行われなくなり、昭和49年に復活されました。
午前8時からの奉告祭には神社関係者を始め、太鼓関係者も大勢参列され、神前に神社関係者から寄贈された新しい太鼓2台がお供えされて厳粛に執り行われました。
（安藤宮元総代の拝礼）
写真で振り返る想い出の看板が設置されており、多くの方がその歴史を懐かしく振り返っておられました。
祭典後の午前9時からは太鼓の町内巡行、午後からは復活当時の会長さんを始め来賓の方々を迎えての記念式典が行われたとのことです。
佐波神社は、神社を中心とした地域交流が盛んに行われており、見習うところが多い神社です。
今後も益々活動が活発に行われ、100周年・200周年と引き継がれます事を祈念申し上げます。
ご関係の皆様、おめでとうございました！お疲れ様でした。
（写真は同社 伊澤前総代より頂戴致しました）
