投稿日:2023年10月5日(木)
【続 神道百言58】
『今の若い者はなどと、口はばたきことは申すまじ』~山本五十六・書簡~
(大東亜戦争の勇将 山本五十六元帥は、部下を指導するに当たって、「今の若い者は」などといった、若い者を信用しない言葉は決して使はなかったといはれてゐる。
自分にも若い時代があった。若い者もいづれは自分と同様の年令に達する時がくる。頭脳の働きと、経験とは、いつの日にかは達するものである。山本元帥の考へは、おそらくさういふことであったにちがひない。
「信用」の二字が、このとき物をいふのである。若い者は知力・体力において、努力次第で伸びは早い。
その若い者の努力を信ずることが、実は大切である。そして若い者に努力を教へるがよい。)
山本五十六元帥といえば、
やってみせ言って聞かせてさせてみせ 誉めてやらねば人は動かじ
話し合い耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず
やっている姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず
折に触れて見返さないといけませんね。宮司です。
さて去る10月2日、湘南鎌倉クリスタルホテルにおいて藤沢市氏子総代会の総会が開催されました。
藤沢市氏子総代会は市内48神社(単立神社含む)が加盟しており、会長は当社の廣瀬責任役員です。
開会儀礼に続き、長年に亘り神社に対し功労のあった方々への表彰が行われ、7名の方々が表彰の栄に浴されました。
今後も神社の護持運営、ひいては地域繁栄のためにお力添えをお願い致します。
(聖寿万歳で閉会)
時代や環境の変化により様々な問題があろうかと思います。しかし、それはいつの時代も同じ事でしょう。今があることへ先人に感謝し、次世代につなぐために、今後もみんなで知恵を出し合う、そんな場になると良いなぁと思いました。